💬コスト削減。とは言え、300ドル枠を使い切っていた人は少なかったみたい。それよりもメインの社内AIとしてApple Intelligenceに置き換えしてないことのほうがアレですね。所感続き↓
Appleが、社員がAIモデルに使える1日あたりの予算を引き下げているという話。via Bloomberg。
一部のエンジニアは、10月に1日300ドルから200ドルになり、さらに100ドルになるエンジニアもいるとのこと。

エンジニアは1日200ドル、エンジニア以外は25ドルの案も
Appleは社内エンジニアに、1日あたりの利用額上限を設けながら、Claude・ChatGPT・Geminiなどのモデルを使えるようにしています。そのAIコストを段階的に下げていることがわかりました。
REPORTED — ソース:① via MacRumors、② via 9to5Mac / Bloomberg(2026/11/4)
- 10月、一部のエンジニアの上限を1日300ドルから200ドルに引き下げ
- 一部のエンジニアは、さらに1日100ドルに
- エンジニア以外の多くのグループは、すでに1日100ドルが上限
- 一部のチームでは、1日25ドルまで下げることを検討
- 安いモデルやオンデバイスのAIに切り替えるよう求めているチームもある
- 予算を増やしたい社員は、幹部に申請できる
- 300ドルの上限を使い切っていた社員は少なく、削減の効果は小さいかもしれない、との社員の声も
どのツールが上限の対象になっているのかは、はっきりしていません。Appleのコメントも出ていません。
9月就任のTernus CEOのもとで、コストの見直し
MacRumorsは、Appleがコンサルタントを雇ってコストを見直していて、組織再編への懸念も出ていると伝えています。John Ternus氏がCEOに就いたのは9月1日です。
Ternus氏の初めての決算説明会では、メモリ価格の上昇が続くという見通しも示されていました。
💬 軽めインプレ所感
そもそも話。「ひとり1日300ドル」というのは多いのか少ないのか?調べてみましたよ。
給与データサイトLevels.fyiの集計によると、GAFAMの中で、トークン代に上限を設けている企業の中で最も多いのがAppleの1日300ドルというデータがありました。
Metaは春の段階で「上限なし」。でも、AIコスト急増のため、社内ツール「MetaCode」を優先利用させているとか。
Microsoftは2026年7月から部門ごとに「トークン予算目標」を設定。個人の制約はなし。
AmazonもAIコストを削減したようですが、具体的な金額は見つからず。
Googleも同様。ただ、Googleは自分のGeminiがあるから、他よりもコスト面では有利そうですね。
で、Appleですが、ようやく本格的にApple IntelligenceとSiri AIをリリースすることができたけど、どうも今回の話はコスト削減。
一部でオンデバイスAIにしてくれという話は見受けられますが、Metaのように、社内ツールに切り替えてくれ、という話ではない様子。
もし、Apple Intelligenceが優秀なLLMクラスだったら、外部のAIプロバイダを使う必要はありません。
逆にいえば、Apple IntelligenceはApple社員の仕事用途としては機能が足りないということになる。
しかも、Appleは地球上で一番Macを導入しやすい企業です。何しろ、自分たちの製品ですから。
そのAppleがLLMの代替社内設備としてローカルAIを構築していない、ということになると、現在のApple Intelligenceのポジションは明確になってきてしまいますね。
まあ、この辺は予想の範囲内と言えなくもないです。
Apple Intelligenceのメリットは、アプリとの統合がどこまで進むかということになるかな、、、。







