Appleが、FoxconnにApple Intelligence専用サーバーを発注するようです。ただ、先行き不透明。🫥
Nikkei Asiaによると、AppleはUS言語で提供を開始した「Apple Intelligence」の計算能力を強化するための専用サーバーの製造について、Foxconnと交渉中。

Hon Hai Tech Day HHTD24:FoxconnはNvidiaとの取り組みについて、かなり力の入ったプレゼンを行っていました。
Foxconnは、iPhoneのメインサプライヤーですが、AI分野ではNvidia向けのサーバーセンター建設も行っています。
FoxconnとしてはNvidiaの関係性もあり、さらにAppleの専用サーバー構築は初期段階での追加サポートが必要になり、かなりリソースが必要になるという条件面も含めて、この分野ではAppleにコミットできない可能性もあります。
このため、Appleは中国のレノボ・グループとその子会社LCFC、ユニバーサル・サイエンティフィック・インダストリアルなどの小規模サプライヤーなど、他の提携先を探し始めているようです。
伝えられるところによると、アップルとレノボとの協議には、中国国外でのサーバーの製造が含まれているとのこと。

Hon Hai Tech Day HHTD24で発表されていたAIサーバープラットフォーム
USでは次期大統領がトランプ氏に決まり、来年以降は対中国外交政策が今よりも厳しくなったり、いろんな製品のUS国内製造が推進されるようなこともあり得るので、Appleとしても早く対処しておかないとコストがかかりそうですね。
ここでもタイミングの遅さが影響しているような。AIをもっと前倒しで取り組まなければいけなかったんじゃなかろうか。