「iPhone 13」カテゴリーアーカイブ

iOS 15.4で搭載予定のマスク対応Face ID認証機能:iPhone 12 / 13にのみ提供。iPad Proにも提供されません。

多分、世界的にみても日本のユーザーが一番恩恵を受けるであろうマスク着用したままでのFace ID認証機能。

ついにiOS 15.4で搭載されますが、いくつか制限があります


この機能は、開発者とパブリックベータユーザーに公開されたiOS 15.4 beta 1で確認されている新機能。

iPhoneをiOS 15.4にアップデートすると、新しい画面が表示され、新機能「マスクでFace IDを使用する」についての説明が表示されます。


Face IDが最も正確なのは、顔全体を認識するように設定されているときです。マスクをしながらFace IDを使用するには、iPhoneは目の周りのユニークな特徴を認識して認証することができます。

マスク着用のままでFace ID認証を行うときには、iPhoneはTrueDepthシステムを使って「目の周りのユニークな特徴を認識」しようとします。

一方、Apple Watchのロック解除では、TrueDepthシステムはマスクのみを検索し、ユーザーがApple Watchを装着していれば、iPhoneは自動的にロック解除されるという仕組みとのこと。

このマスク着用時のFace ID認証については、iPhone 12 / 13にのみ提供され、それ以外のiPhoneやiPad Proについても利用できません

9to5macによると、AppleはFace IDでサードパーティアプリのアクセスやApple Payの利用まで認証できるようにしようとしていて、「1Password」などでも利用できそうです。


また、メガネ着用の場合は使用可能ですが、サングラスには対応していません

このマスク認証可能なFace ID機能が搭載されているiOS 15.4の正式リリースは、おそらく春にはリリースされるとみられています。

なお、同じタイミングでリリースされたiPadOS 15.4ベータ版には、macOS Monterey 12.3を搭載したMacと組み合わせると、複数のMacやiPadを1つのカーソルとキーボードで操作できる「Universal Control」機能が追加されていて、こちらも春には登場しそうです。


いち早く試したい方は、Apple Beta Software Programからどうぞ。

CASETiFY、リサイクル素材を使ったMagSafe対応iPhone 13 Proケース「インパクトケース」「ウルトラインパクトケース」を発売

CASETiFYが、Re/CASETiFY素材のMagSafe対応iPhone 13 Pro用「インパクトケース」「ウルトラインパクトケース」を発売。


耐衝撃素材「qìtech™ 2.0」を採用し、「インパクトケース」は2mの落下試験をクリア、「ウルトラインパクトケース」は3mの落下試験をクリアしたスリムなデザインiPhoneケース。

今回発売されたのはRe/CASETiFY素材(リサイクルケース+バイオプラスチック+プラスチックごみ)を使ったMagSafe対応ケースです。


Re/CASETiFY素材のケースは使わなくなったケースをアップサイクルして製造されていて、パッケージも100%再生可能な素材が使われています。


他のCASETiFY製品と同じように好きなテキストをレイアウトしてカスタマイズすることが可能。

今回発売されたケースは7,700円と8,800円で、少し高めなのですが、この辺りはリサイクル素材なので仕方がないとところなのかも?何より、CASETiFYのカスタマイズのバリエーションとケースとしてのオリジナリティは(今のところ)オンリーワンなので、その辺が魅力的に感じる人にはお勧めです。

[現在10%オフ]MagSafe非対応ケースに取り付けて、iPhone 13 / 12シリーズでマグネット・ワイヤレス充電などを可能にする「Anker 310 Magnetic Ring」が発売

Anker JAPANが「Anker 310 Magnetic Ring」を発売。初回出荷100個限定で、10%オフの1,800円です。

Anker 310 Magnetic Ring」は、iPhone 13 / 12シリーズのMagSafe非対応ケースに装着することで、マグネット式ワイヤレス充電を可能にするアクセサリー。


ケースの外側に貼り付けるようになっていて、適切な位置への貼り付けをサポートする照準ガイドが同梱されています。


取り付けるケースは厚みが2mm以内で、貼り付ける背面は”滑らかで平らな”形状のものが推奨されています。

Goldman Sachsアナリスト:iPhone 13シリーズ、MacBook Proのリードタイム分析

iPhone 13シリーズの供給はほぼ需要を満たしたようですが、MacBook Pro 14インチと16インチは引き続き、供給が間に合っていないという話が出てきています。

MacBook Pro 14インチ、16インチはまだ供給不足傾向です

Goldman SachsのアナリストRod Hall氏のインベスターノートでは、iPhone 13とiPhone 13 Proの発売7週目、MacBook ProのM1 ProとM1 Maxの発売13週目のリードタイムについて触れています。

リードタイムは、注文から納品されるまでの時間のことで需給バランスの目安となります。

アメリカでのiPhone 13シリーズのリードタイムはPro以外のモデルの納期は現在1日。

iPhone 13 Pro Maxのリードタイムは4日前後で推移していいて、これは人気が高いためと考えられています。

世界的には、iPhone 13のPro以外のモデルの納期は現在1日。

iPhone 13 Proのリードタイムも1日で、iPhone 13 Pro Maxのリードタイムは平均3日です。

このため、グローバルに見てもiPhone 13シリーズの需要はひと段落がついたようです。

MacBook Pro 14インチと16インチについては、グローバル平均では14インチモデルのリードタイムが25日で、6日増加しました。16インチのMacBook Proでは、リードタイムは1日伸びて20日。

アメリカでは14インチMacBook Proのリードタイムは7日間増加し、合計23日間。M1 Proを搭載した16インチモデルのリードタイム20日に変更はなく、ホール氏はM1 Maxバージョンのリードタイムが5日減少し、32日に短縮されたとしています。

日本の状況を確認したところ、MacBook Pro 14インチ、16インチともに、現状の到着予想日は2/4〜2/11で、約3週間となっていました。





Peak Designの「エブリデイ ケース」、いよいよ国内販売が開始

”刺さる機能と洗練されたデザイン”が魅力のPeak Design製品好きなら、要注目のスマートフォンケースのiPhone 13シリーズ用が入手可能になりました。

年末12月に予告されていたように、Peak Designの「エブリデイ ケース」日本代理店版が国内で販売開始。


iPhone 13 Pro用だけでなく、iPhone 13 Pro Max用iPhone 13用iPhone 12 mini用なども在庫有りで販売中。

ただ、全ての機種用が勢ぞろいしているかというと、そうではなく、iPhone 11用などはまだ出ていない様子。


「エブリデイ ケース」は、マグネット固定で様々なアクセサリーと組み合わせて日常シーンやアクティブシーンで使用することを前提にデザインされたスマートフォンケース。

2020年10月にクラウドファンディングが開始され、軽々とゴール達成して発売が待ち望まれていました(少なくとも僕は)。

MagSafe互換のソフト・ロックに加えて、独自のジルコニア・セラミックによるハード・ロックという二つの方法でしっかりと固定します。


なお、この「エブリデイ ケース」を使う上で最大のメリットになる、各種アクセサリーですが、今のところ「クリエイター キット ブラック M-CK-AA-BK-1」「ユニバーサル アダプター チャコール M-AD-AA-CH-1」しか見つかりませんでした。


「モバイル トライポッド」「ワイヤレス チャージング スタンド」「スリム ウォレット」「スタンド ウォレット」「カー マウント」「ワイヤレス チャージング カー マウント」「アウト フロント バイク マウント」「ユニバーサル バー マウント」「モーターサイクル バー マウント」「モーターサイクル ステム マウント」などの他のアクセサリーも順次発売となるかと思われます。

ベルキン、iPhone 12/13シリーズ、Apple Watch 7などの高速充電対応のワイヤレス充電器/ポータブルワイヤレス充電パッドなど3製品を発売

ベルキン株式会社が、世界初の高速充電に対応した「Made For Apple Watch」認証取得済みの「Belkin BOOST↑CHARGE PRO MagSafe 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」「Belkin BOOST↑CHARGE PRO MagSafeポータブルワイヤレス充電パッド15W」「Belkin BOOST↑CHARGE PRO Apple Watch用ポータブル急速充電器」を12/30に発売。現在、先行販売予約受付中。

Belkin BOOST↑CHARGE PRO MagSafe 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」は、Made For MagSafe, Made For Apple Watch認証を取得済みの3-in-1充電器。

iPhone 13 / 12シリーズは最大15Wの高速ワイヤレス充電、AirPods、Apple Watchを同時にワイヤレス充電可能。Apple Watch Series 7の急速充電にも対応しています。

17,800円です。

Belkin BOOST↑CHARGE PRO MagSafeポータブルワイヤレス充電パッド15W」は、「Made For MagSafe」認証を取得済みでiPhone 13 / 12シリーズを最大15W出力で急速ワイヤレス充電できる充電パッド。

パッド背面のポップアップスタンドがあり、視聴しながらの充電も可能。

6,800円。現在はブラックのみ。ホワイトは2022年1月以降に販売されます。

なお、12/18にApple Store限定で販売開始になった「Belkin BOOST↑CHARGE PRO Portable Wireless Charger Pad with MagSafe Special Edition」と比べてみると、サイズや仕様はほぼ一緒で、背面に「Designed in California」の記載があるかどうかくらいしか違いがないように見えます。

Apple Store版はブラック、ホワイト両方とも在庫有りでした。

Belkin BOOST↑CHARGE PRO Apple Watch用ポータブル急速充電器」は、「Made For Apple Watch」認証を取得した世界初のApple Watch専用充電器。

Apple Watchシリーズで初めて高速充電に対応したApple Watch Series 7を0%から80%まで、約45分間で充電することができます。

こちらは7,400円です。

フォーカルポイント、国内版の「BookBook for iPhone 13」を発売

フォーカルポイント株式会社が、日本国内総代理店版のTwelve South「BookBook for iPhone 13」を発売。8,800円です。

Twelve Southの「BookBook for iPhone 13」は、今までのBookBookシリーズと同じく、プレミアムレザーを使用し、ビンテージブック・テイストで仕上げたフォリオケース。


iPhone 13専用デザインで、取り外し可能でMagSafe対応のハードシェルとID / カードスロットを備えるハードカバー部分が一体化した構造。

MagSafe対応のハードシェルは、MagSafeチャージャーの他、MagSafe対応のカーマウント、充電パッド、Twelve South Fortéのようなデスクトップスタンドと組み合わせることができます。

ハードカバーは横向きのスタンドとしても使用可能。


ブラック、ブラウンの2カラーバリエーションです。


iPhone 13シリーズ用の「AndMesh」が1月出荷、12/22に10%オフで予約受付開始

Hamee株式会社が「AndMesh メッシュケース iPhone13 シリーズ」の先行予約を12/22(水)に開始。

同時に10%OFFキャンペーンも開催されます。1月下旬出荷予定。

「AndMesh メッシュケース iPhone13 シリーズ」は、グラデーションメッシュ構造により、軽さと放熱性に優れるiPhone 13シリーズ対応のTPU素材のメッシュケース。


iPhone13 シリーズ用は内部構造が見直され、ボタンが押しやすいように改良。

ワイヤレス充電にも対応しています。

AndMesh メッシュケース iPhone13 シリーズ
カラーは既存のサンドベージュを明るくした「ライトベージュ」、既存のレッドと比べて落ち着いた発色の「テラコッタ」、スポーツ系カジュアルファッションと相性の良い「パープル」の3カラーが追加されています。


Appleがサプライヤーに「iPhone 13の需要が弱まっている」ことを示唆

10月には中国でトップシェア、今年の下半期のスマートフォン市場ではグローバルで2位となっていたAppleですが、iPhone 13シリーズの需要が弱まっていることを伝えているとの話が出ています。


Bloombergによると、Appleは部品メーカーに対して、iPhone 13の需要が弱まっていることを伝えており、一部の消費者が入手困難な商品を手に入れることを断念したことを示唆。

長引く部品不足から、今年のiPhone 13の生産台数を9,000万台から1,000万台に引き下げ、来年には不足分を補う予定でしたが、これらの注文が実現しない可能性があることをベンダーに伝えているとのこと。

各社のアナリストは10月のセールスが好調なことを踏まえ、10〜12月の3ヶ月間では記録的なセールスになるとの予想が多いですが、急速に縮小する可能性もありそうです。

記事では、消費者が欠品や配送の遅れに不満を感じ、インフレや新変異種のオミクロンの影響で、パンデミックに悩む消費者が新たな懸念を抱き、購入を見送る可能性もあり、そうなるとiPhone 13を完全にスキップして、2022年のiPhone 14を待つことになるかもしれないとしています。

iPhone 13 Proの日本の納期の状況を見てみると、発売後には約1ヶ月のお届け日になっていましたが、今は約二週間と短縮されていました。


ちなみにiPhone 13 Pro Maxのお届け日も同じく二週間です。

APPLの株価は12/1にピークを迎えた後、12/2に下落。


とはいえ、6ヶ月の間に30ドル以上も上がってるので、中長期では上昇トレンドを保っています。


iPhone 13の需要が弱くなってきている可能性は高く、関連企業の業績にも影響が出そうですが、安くなったiPhone 12シリーズやiPhone SEはランキングの上位を占めていて、来年春には5GのiPhone SE 3が登場するという噂もあり、何よりもAppleにはコンテンツ配信事業という柱もあるので、業績全体としてはカバーしていけるのかもしれません。




iPhone 12 / 13で車内のBluetooth接続が途切れるとの報告が出ています。

iOS 15.1にアップデートしたiPhone 12 / 13で、車内でBluetoothで通話を始めると数分後に接続が途切れるといった問題が「iPhone 13 Pro loses bluetooth connection … – Apple Community」などで報告されています。


この問題は主にトヨタ車で見られるようで、AudiやVolvoでも報告されていますが、それほどの数ではないようです。

iOS 15およびiOS 15.1のリリース前後にレポートされ、iOS 15.1.1のような新しいバージョンでも引き続き問題が報告されています。

傾向としては、CarPlay対応ではない古いトヨタ車で報告が多いものの、同じ車でiPhone Xでは正常に動作していたという話も出ているため、CarPlayのバグということではなさそうで、iPhone 12 / 13と最近のiOSバージョンとの組み合わせで起こる可能性が高いです。

ディスカッションフォーラムでは、いくつかの対処方法もありますが、いずれも恒久的に解決するものではなく、もはや車内ではiPhoneは使えないというレスポンスも出ています。

おそらく、次のiOSアップデートで修正される可能性もありますが、ここ約1ヶ月は問題が続いているので、対象ユーザーは気をつけた方が良さそうです。




iPhone 13シリーズが好調。10月の中国市場でAppleがセールスシェアトップに。

約5年ぶりに中国市場でトップになっています。

Counterpoint Researchが、今年10月の中国市場において、Appleがトップシェアになったと伝えています。


iPhone 13シリーズに牽引され、Appleの売上高は前月比46%増。

vivoを超えて、中国で最大のスマートフォンOEMとなっています。

販売数トップになったのは2015年12月以降で初めて。

中国市場では、iPhone 13シリーズはiPhone 12シリーズよりも安く設定されています。

シニアアナリストのVarun Mishraは「供給上の問題から、中国ではiPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxの通常の待ち時間は4~5週間となっています。中国の顧客には、新機種をすぐに入手するためにプレミアムを支払うことを選択する人も存在し、全体として、中国市場は年間を通じて低迷しており、Appleの成長はポジティブな兆候です。」としています。

また、Proバージョンの品不足がなければ、もっと多くの収益があった可能性もあったとしています。




Twelve South、「BookBook for iPhone」のiPhone 13対応版を発売

Twelve Southの「BookBook for iPhone」がiPhone 13シリーズに対応しました。

現在販売されている「BookBook for iPhone」はvol-2バージョンで、MagSafeとiPhone 12シリーズには対応していましたが、本日からiPhone 13シリーズ対応版が発売。69.99ドルです。


今までのBookBookシリーズ同様に、カード収納と簡易ウォレット、iPhoneケースが一体化したビンテージブックデザイン。


ケース部分は取り外し可能で、他のMagSafeアクセサリーとも組み合わせることができます。


以下のQi充電器との互換性も確認されています。

・Twelve South HiRise Wireless
・Twelve South PowerPic (portrait-mode only, not compatible with iPhone 12 mini)
・Native Union Dock Wireless Charger
・Belkin Boost Charge Wireless Charging Stand
・YooTech Model: X1 Wireless Charging Stand
・Anker Powerwave

非互換の充電器は「Mophie Wireless Charging Stand」「iOttie iON」となっているので、ユーザーの方はご注意を。



iPhone 13の画面交換でFace IDロックアウトについて、Appleがアップデートを配布予定(ただし、時期未定)

iFixitがレポートしていた「iPhone 13のスクリーンはシリアル化されているため、通常の方法で画面交換してしまうとFace IDが無効になる」の件ですが、AppleがThe Vergeにこの問題を解消する方向ということを伝えたそうです。


Appleは画面交換後にFace IDの機能を維持するためのマイクロコントローラーを転送する必要のないソフトウェア・アップデートをリリースする予定であるとのこと。

ただし、ソフトウェア・アップデートの正確な時期は明示していないため、それまでの間にディスプレイ交換が必要になった場合には、Appleや認定修理ショップでの対応が必要になることは変わりまりません。




iPhone 13のパーツ不足の問題は来年2月までに解消される見込み

DIGITIMESが、iPhone 13シリーズの部品不足の問題が徐々に解消されつつあると伝えています。


現在、世界的なCovid-19パンデミックの影響、自動車分野でのチップ需要の増加、新しいチップ製造能力をオンラインにするために必要な長い時間、これらは世界的なチップ不足を引き起こす要因となっています。

Apple製品は自社でチップをデザインし、大量の発注ができることから、優先的な供給契約があり、他の企業よりもチップ不足に陥ることはありませんでしたが、ディスプレイドライバーのようなレガシーノードのパーツ不足の影響は少なくないものでした。

Appleは今年4月に初めて、チップ不足によりiPadとMacの生産に影響を与える可能性があると警告し、その後、iPhoneの生産にも影響が及ぶだろうと付け加えていました。

Tim Cook CEOは先日の決算発表で、パーツサプライが不足していることにより前期は約60億ドルのコストが発生したことを明らかにしました。

今回のサプライヤー筋からの情報では、iPhone 13シリーズのIC部品は10月初旬から不足している状況が続いていたものの、サプライヤーの増産により徐々に解消しつつあります。

製造メーカーは来年2月までには市場の需要を満たすことができるとみられます。




EUのスマートフォン市場動向2021Q3:iPhone 13が好調。需要に追いつければ記録的な第4四半期となる可能性。

Counterpointが、2021Q3のヨーロッパのスマートフォン市場動向を発表。


欧州のスマートフォン市場は、COVID-19パンデミックの影響からほぼ回復していますが、現在は進行中のチップ不足により販売に影響が出ています。

2021年第3四半期の売上高は、前年同期比ではわずかな減少(1%減)にとどまったものの、第2四半期比では4%減少。

Appleは、第4四半期末にiPhone 13を発売したことにより、販売数が伸びています。


ただ、2021年1月での34%には達しておらず、2022年1月にこの数字を超えられるかどうかはチップ不足の影響をどれだけ最小にできるかにかかっていそうです。

8月と9月で正反対の動きをみせたXiaomiとAppleですが、Xiaomiは2021年9月に、いくつかの重要な部品の制約を受けた模様。

AppleはiPhone 13の発売が大きな成功となり、9月の終わり頃に発売されたにもかかわらず、iPhone 13は昨年のiPhone 12よりも人気があったとされています。

Counterpointもリサーチの中で、Appleがこの需要に追いつくことができれば(一部の市場では難しそうだが)、欧州で記録的な第4四半期を迎えることになるかもしれない、としています。




[重要]iFixit:iPhone 13のスクリーンはシリアル化されているため、通常の方法で画面交換してしまうとFace IDが無効になる[バグではなく戦略との指摘も]

iPhone 13シリーズの画面交換にはご注意を。

今までのやり方で交換してしまうとFace IDが使えなくなります

iFixitによると、iPhone 13では、今までのやり方でディスプレイスクリーンを交換すると、”Unable to activate Face ID on this iPhone” (このiPhoneではFace IDを有効にできません)と表示され、Face ID機能が完全に無効になることが確認されたそうです。


iFixitは、この現象をiOS 15および15.1を搭載したさまざまな機種で繰り返しテストを行ない、他の多くの修理専門家でも再現性が確認されているとのこと。

新しいiPhone 13は、小さなマイクロコントローラーを使ってスクリーンとペアリングされていて、修理技術者はこの状態を「シリアル化」と呼んでいます。

Appleは、ユーザーや独立したショップが新しいスクリーンをペアリングする方法を提供しておらず、「Apple Services Toolkit 2」という独自のソフトウェアにアクセスできる認定技術者であれば、Appleのクラウドサーバーに修理の記録を残し、iPhoneとスクリーンのシリアル番号を同期させることで、新しいスクリーンを動作させることが可能。この仕組みにより、AppleはiPhoneの修理を承認または拒否することができます。

このため、現状はiPhone 13シリーズの画面交換を行わなくてはいけなくなった時には、AppleやApple認定の修理業者で修理する必要が出てきました

今まで安価な価格で画面交換サービスを提供していた(Apple認定以外の)業者は認定技術者資格を取得するか、あるいは、従来の画面交換手順に元のスクリーンから交換用のスクリーンにハンダ付けされたチップを物理的に移動させる手順を加える必要があります。

この作業には顕微鏡で拡大表示した上でハンダ作業を行うという難易度。

これは過去に前例がないもので、iFixit曰く、スクリーンの交換は非常に一般的なことであるにもかかわらず、アップル社は一挙にこの業界を切り捨てようとしているとしています。

これは、DIYとプロの両方の修理業者にとって暗黒の日です。かつてはハンドツールで可能だった最も一般的な携帯電話の修理のひとつに、顕微鏡が必要になりました。つまり、大きな機能を犠牲にすることなく、iPhoneの画面を自分で修理することはできなくなります。また、アップル社がサービスを提供しているプロの修理業界にも大きな影響を与えます。小規模なショップは、新しい機器に何千ドルも費やすか、大きな収入源を失うかの選択を迫られ、閉鎖される可能性があります。

生き残りをかけたショップは、アップルの厳しいIRPネットワークに参加するか、マイクロソルダリングツールとトレーニングを受けてiPhoneのロックを解除するか、という選択肢しかないでしょう。このような前例のないロックダウンは、Apple独自のものであり、iPhone 13ではまったく新しいものです。これは、修理の権利に関する法律にとって、これまでで最も強力な事例と言えるでしょう。

ディスプレイのシリアル化は小さなチップによるもの

また、iFixitによると、Appleはこの問題について公式には何もアナウンスしていません。

経験豊富な修理技術者であるDusten Mahathy氏によると、Appleの独立修理プログラムに参加している友人が、Appleのサポートから、この問題はiOSのアップデートで修正されると言われたそうですが、唯一の変化は、15.0ではFace ID機能が無言で動作しなかったが、最新バージョンでは明示的なエラーメッセージが表示されるようになったこと。

iFixitを含め、一般的な修理業者の意見としては、Touch ID、バッテリー、カメラの修理不能問題が何年も続いてきたのに、Appleの最新のiPhoneパーツのロックアウトが偶発的なものであるとは信じがたいとしています。

画面交換後のiPhone 13でFace IDを使い続けること自体は、(構造上は)これまで以上に簡単になっているにもかかわらず、ロックアウトされていて、これは特殊なハードウェアバグである可能性もあるが、より可能性が高いのは、これが見落としではなくAppleCareに加入させるための戦略である、としています。

これが見落とされたバグなのか、意図的に行なった戦略なのかは置いとくとしても、今まで安価にディスプレイ交換を行なっていた一般の修理業者は、

1)熟練するまでに数千ドルの装置と膨大な練習が必要なマイクロソルダリングを導入する
2)「信じられないほど制限が多い」Appleの認定修理ネットワーク(AASPまたはIndependent Repair Program)に参加する
3)廃業する
4)修理する権利を求めて徹底的に戦う

という4つの選択肢から対応を考えないといけないということになり、修理業界を激変させる可能性が高いとしています。




SmallRig、iPhone 13 Pro / Max用の写真動画撮影用ケージを発売

SmallRigが、「SmallRig iPhone 13 Pro 3562」「SmallRig iPhone 13 Pro Max 3561」の予約受付開始。

予約価格は700円オフの4,299円、800円オフの4,599円。11/22発送予定です。


アルミニウム合金製のiPhone13Pro/Pro Max専用ケージで、マイク、LEDライト、ハンドル、三脚などを取り付けられる1/4 “-20のねじ穴があります。

重さは13 Pro用が約87グラム、13 Pro Maxは約95グラム。


iPhoneのボタン操作、ポートへのアクセス、超広角レンズ、ワイヤレス充電などにも影響なく、使用することが可能。


バックプレーンを交換すると、Mマウントや17mmネジ付きレンズを使うことができます。

SmallRig iPhone 13 Pro 3562

おそらく、MagSafeは使えなくなりそうですが、iPhone 13 Pro / Maxのカメラを本格的に活用したいユーザーには良いかもです。


世界的なチップ不足が続く中、ついにiPhone 13シリーズも大幅に生産量の削減へ

Bloombergが、AppleがiPhone 13シリーズの生産スケジュールを大幅に削減したと報じています。


これは世界的なチップ不足が続いている影響により、サプライチェーンがiPhone 13の出荷数の当初の目標を達成できないためで、結果的にAppleの2021年の携帯電話の製造台数が当初の計画よりも1,000万台も少なくなることが予想されています。

このニュースの後、Appleの株価はアフターマーケットの取引で1%下落。

Appleは前回の決算説明会で、生産が困難になることにより、iPhoneの供給に影響が出るかもしれないと説明していましたが、iPhoneについては優先的に製造を行う契約があり、今までは軽微な影響にとどまると考えられていました。

なお、世界的なチップ不足は1年以上前から続いていて、Appleだけでなく、他のグローバルメーカー、例えば、自動車メーカーの生産台数も減少しています。

10/18には新型MacBook Proも発表されそうですが、これらの新製品にも影響を与えそうなニュースと言えそうです。




Satechi、「MagSafe充電器用 アルミニウムドック」を発売&セール中

Satechiが「MagSafe充電器用 アルミニウムドック」を発売。2,999円で、現在150円オフのクーポンが適用可能。


MagSafe充電器用 アルミニウムドック」は、Apple純正のMagSafe充電器と組み合わせて使う充電パッド。

アルミニウム製でミニマルデザイン。


裏面にはマイクロ吸盤パッドがあり、フィルムを剥がしてから使用します。

このマイクロ吸盤パッドにより、MagSafeの磁力に引っ張られることなく、デバイスを取り外すことができます。


なお、対応機種としては、iPhone 12 Pro Max/12 Pro/12 Mini/12に対応となっていて、iPhone 13シリーズの表記はありません。

機能としては、基本的にMagSafe充電器に対応するiPhone 13シリーズでも使えるはずですが、iPhone 13はカメラサイズが大きくなっていて、アクセサリーによっては干渉することもあります。

また、USユーザーのレビューでは、iPhone 13 Proと純正レザーケースの組み合わせで、カメラ周りのエッジと干渉しているという報告もあります。



MagSafe対応の多機能スタンド「iNKFISH」がファンディング開始

RAIDEN合同会社が「iNKFISH」のクラウドファンディングを開始。

超早割価格は30%オフの1,520円。

「iNKFISH」は、立ておき横置き両方で利用可能なマグネット着脱のスマートフォンスタンド。

落下防止のグリップ機能、交通系ICカードや免許証等のカードを最大2枚収納可能なカードスペースがあります。


サイズは約96 x 65mm x 4mm、重さが約53グラム。


iPhone 12シリーズ以降に採用されているMagSafe対応で、そのまま取り付け可能。

カメラサイズが大きく、背面のスペースが小さくなったiPhone 13 Proでは、本体に直接貼り付ける場合には使用可能。

ケースを利用する場合にはカメラレンズ周りの処理によっては干渉する可能性もありますが、例えば、Apple純正シリコンケースの場合だとギリギリ使えるようです。


MagSafe非対応のスマートフォンには付属のマウントリングを外側に貼り付けることで使用することができます。