EUのスマートフォン市場動向2021Q3:iPhone 13が好調。需要に追いつければ記録的な第4四半期となる可能性。
Counterpointが、2021Q3のヨーロッパのスマートフォン市場動向を発表。
欧州のスマートフォン市場は、COVID-19パンデミックの影響からほぼ回復していますが、現在は進行中のチップ不足により販売に影響が出ています。
2021年第3四半期の売上高は、前年同期比ではわずかな減少(1%減)にとどまったものの、第2四半期比では4%減少。
Appleは、第4四半期末にiPhone 13を発売したことにより、販売数が伸びています。
ただ、2021年1月での34%には達しておらず、2022年1月にこの数字を超えられるかどうかはチップ不足の影響をどれだけ最小にできるかにかかっていそうです。
8月と9月で正反対の動きをみせたXiaomiとAppleですが、Xiaomiは2021年9月に、いくつかの重要な部品の制約を受けた模様。
AppleはiPhone 13の発売が大きな成功となり、9月の終わり頃に発売されたにもかかわらず、iPhone 13は昨年のiPhone 12よりも人気があったとされています。
Counterpointもリサーチの中で、Appleがこの需要に追いつくことができれば(一部の市場では難しそうだが)、欧州で記録的な第4四半期を迎えることになるかもしれない、としています。