iOS 26.5のリリース候補(RC)が5月8日に公開され、正式リリースは今週中の可能性大。iOS 26.4.2以来の機能追加アップデートで、RCSの暗号化・Apple Mapsの新機能・Remindersの改善など、実用的な変更が中心。なお、Siriの大型改善は見送りです。

iOS 26.5 のポイント
- RCSメッセージにエンドツーエンド暗号化が追加(対応キャリア限定・ベータ)
- Apple MapsにSuggested Placesが登場。周辺トレンドや検索履歴に基づく提案を表示
- Remindersのスヌーズ選択肢が「今夕」から「15:00に通知」など具体的な時刻表示に変更
- Magic Keyboard・Trackpad・MouseをUSB-C接続後、切断してもBluetoothが維持されるように
- App Storeに月額×12か月コミット型サブスクプランが新設
- Pride LuminanceウォールペーパーとApple Watch文字盤が追加(watchOS 26.5と同時)
- Siriの大型改善は見送り。iOS 27への移行フェーズにあたる小規模アップデート
RCS暗号化とMapsの変化
今回の目玉のひとつは、MessagesアプリにおけるRCSのエンドツーエンド暗号化。
iOS 26.4のベータで一度試験されたものの正式リリースには含まれず、26.5で改めて実装されることになりました。対応キャリアは順次拡大予定で、設定はSettings → Messages → RCS Messagingから管理できます。なお、SMSには暗号化は適用されません。
Apple MapsではSuggested Placesが新たに追加。
検索バーをタップした際に、周辺のトレンドや過去の検索履歴をもとに2件のスポットが提案される機能です。あわせて、地図内での広告表示(ローカル広告)の基盤も26.5で整備。
広告には「Ad」ラベルが付き、Apple Accountとは紐付けられないとAppleは説明していますが、Maps内に広告が入ること自体が賛否を呼んでいます。
iOS 26.5 新機能
- RCS暗号化:エンドツーエンド暗号化(ベータ)/対応キャリア限定
- Suggested Places:Maps検索時に周辺スポット2件を提案
- Maps広告:検索結果・Suggested Placesに「Ad」ラベル付きで表示
- Remindersスヌーズ:「今夕」→「15:00に通知」など時刻を明示
- Magic周辺機器:USB-C接続後の切断時もBluetooth接続を維持
- App Store:月払い・12か月コミット型サブスクプランに対応
- 正式リリース時期:2026年5月第2〜第3週(RC2公開済み)
Pride Luminance:文字盤とウォールペーパー
watchOS 26.5と同時リリースされるPride Luminanceは、LGBTQコミュニティを称える2026年版Prideコレクションの一環。Apple Watch向けのアナログ文字盤で、ガラスパネルが分針に連動して回転し、色が動的に屈折するエフェクトが特徴です。

デザインは2パターン。Radialは色の光線が時間マーカーに沿って中心から放射状に広がるスタイル、VerticalはSport Loopの縦縞の織りを反映した6列のカラムスタイルです。カラーパレットはプライドフラッグから選択できる11種類のプリセットに加え、最大12色までのカスタム組み合わせに対応。
過去のPride文字盤シリーズを含め、フラグベースのカラー選択が可能になったのは初めて。iPhoneおよびiPad向けのウォールペーパーも同様のカスタマイズに対応します。
Pride Edition Sport Loop(49ドル)はすでに注文受付が始まっており、文字盤・ウォールペーパーはwatchOS / iOS / iPadOS 26.5のアップデート後に文字盤ギャラリー・壁紙ギャラリーから追加できます。
💬 軽めインプレ所感
iOS 26.5は、正直なところ「つなぎのアップデート」という印象は否めないですね。
それにしても、Siriの大型改善はまたも見送り。開発リソースが6月のWWDCに向けて完全にiOS 27側へ移っている感じがします。
RCSの暗号化は割と重要な変化で、AndroidユーザーとのRCS会話がiMessageに近い安心感で使えるようになる。実用性という意味では評価高いんじゃなかろうか。
Maps内広告の導入。
これまで存在しかったアプリのUIに広告が表示されるという圧迫感もあるだろうし、何しろマップですからねえ。視認性が悪くなるのは安全性を損なう。Appleはセキュリティ、プライベートデータ含め、安全面に配慮するんじゃなかったっけか。
この辺、一応、Appleも回答していて、”CarPlayでのナビ中 → 広告なし”。
でも、iPhoneを直接マウントしてMapsをナビ代わりに使う場合には言及していないので、「広告の表示有無は不明」というステイタスということになります。
「Suggested Places」という名目での実装ですが、要はナビアプリに広告が入るということで、Google Mapsと同じ道を歩み始めた感があります。安全性、プライバシー保護の仕組みがどこまで機能するか、実際の使用感で判断したいところ。
- MacRumors – Apple Says iOS 26.5 Adds Three New Features to Your iPhone
- 9to5Mac – iOS 26.5: Five new iPhone features are coming next week
- Macworld – iOS 26.5 release candidate is out now
- Apple Newsroom – Apple introduces a new Pride Collection
- 9to5Mac – Pride Luminance watch face customization options






