Kuo氏:AppleのAR/VRヘッドセットはWi-Fi 6Eをサポート

TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏がAppleのAR/VRヘッドセットではWi-Fi 6Eをサポートすると述べています。


img via:TechnoStalls

Kuo氏のリサーチノートでは、現在、複合現実型(AR/VR)ヘッドセットの最大の問題点の一つは、コンピューターとの有線接続が必要なことで、この問題を回避し、ユーザーにより良い体験を提供するために、Wi-Fi 6/6Eプロトコルをサポートすることが期待されています。

Wi-Fi 6(802.11ax)は、iPhoneではSE2、11シリーズ以降、12.9インチiPad Pro(第4世代)、iPad Air(第4世代)などで対応済み。

Mac製品ではM1チップ搭載の13インチMacBook Pro、MacBook Air、Mac miniのほか、M1 Pro / Max搭載のMacBook Pro (2021)でも対応しています。

Wi-Fi 6(802.11ax)は最も新しいWi-Fi規格で、モバイルデバイスやIoT(Internet of Things)に最適化され、より高速な通信をサポートするだけでなく、より多くの接続にも対応しています。

複合現実型(AR/VR)ヘッドセット製品では、非常に高解像度のコンテンツを受信し、レイテンシーを抑えて表示するために、より多くの帯域幅が必要になることから、Wi-Fi 6への対応は必須と見られます。

なお、(最近、Metaに改名した)FacebookのOculus Questは、すでにWi-Fi 6に対応しており、Wi-Fi 5を使用した場合には90Hz以下であるのに対し、最大で120Hzのストリーミングが可能です。

Oculus Quest

Kuo氏は、Appleだけでなく、MetaやSonyも2022年にWi-Fi 6/6Eを内蔵した新しいAR/VRデバイスを発表すると予想していて、また長期的には、各社は5G mmWaveに対応すると考えているようです。

これまでの噂によると、Appleの複合現実ヘッドセットは、2022年第4四半期に生産を開始。

高度なセンサー、8Kディスプレイ、超強力なチップを搭載した極めてプレミアムなものにな離、およそ3,000ドルという価格設定という見方も出てきています。

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