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AppleがApple Creator Studioに含まれる複数のアプリをアップデート。

今回はLogic Pro for Mac 12.2とPixelmator Pro 4.2です。
Logic Pro 12.2/Pixelmator Pro 4.2アップデートまとめ
- Logic Pro 12.2:Spatial Audioプロジェクトの書き出し形式が拡充
- Logic Pro 12.2:レガシーコンテンツの再インストールに対応
- Pixelmator Pro 4.2:Sony・FUJIFILM・Nikon・Panasonicの新カメラRAW対応
- Pixelmator Pro 4.2:iPhone 17モックアップを含むテンプレートカテゴリを更新
- Pixelmator Pro 4.2:Adobe Illustrator向けSVG書き出し互換性を改善
Logic Pro for Mac 12.2 の新機能

今回のLogic Pro 12.2における主な追加機能は2点。
ひとつ目はレガシーコンテンツの再インストール対応。
Logic Pro 12の初期リリースで欠けていたレガシーパッチ・レガシーインストゥルメント・レガシーループの各サウンドパックを、Sound Library経由で再インストールできるようになりました。
ふたつ目はSpatial Audio書き出し形式の拡充。
これまでも空間オーディオプロジェクトへの対応は進んでいたけど、今回のアップデートでDolby Digital PlusとDolby Atmos、Dolby AC-4 L4をエンコードしたmp4ファイルとしての書き出しが可能になりました。

Logic Pro 12.2 主な新機能
- レガシーパッチ・インストゥルメント・ループの再インストールに対応
- Spatial AudioプロジェクトをDolby Digital Plus(Dolby Atmos / Dolby AC-4 L4)mp4として書き出し可能に
そのほかはバグ修正と安定性の改善が中心。Chord Track関連、Apple Loops、Session Players、Spatial Audio、Flex、Step Sequencerなど広範囲にわたる修正が含まれます。
Pixelmator Pro 4.2 の新機能

Pixelmator Proは2024年末のApple買収後、Creator Studioに組み込まれました。
今回のバージョン4.2ではRAW対応カメラの拡充とテンプレートの更新が目立ちます。
Pixelmator Pro 4.2 主な新機能
- Sony Alpha ILCE-7M5 / FUJIFILM GFX 100S II / FUJIFILM GFX 100RF の圧縮RAWに完全対応
- Nikon Z5Il・Z50Il の HE/HE* RAW に対応
- Panasonic LUMIX DC-S1RM2 の高解像度モードRAWを編集可能に
- iPhone 17モックアップを追加(App Screenshot・Bento Grid・Devicesカテゴリを更新)
- PixelmatorからAdobe IllustratorへのSVG書き出し互換性を改善
- カラー調整・エフェクトのビフォーアフターをタッチ&ホールドで即時比較
- Toolsサイドバーを「表示 > ツールのカスタマイズ」でカスタマイズ可能に
- Warpツール追加(グリッド変形・ピクセル精密調整対応)/製品・アパレル向けモックアップコレクション2種類を追加

キーボードショートカットも複数追加。
Select Subject実行時にOptionキーを押すとドキュメント内のすべてのレイヤーを対象に選択できるほか、数字キー1〜9でレイヤーの不透明度を変更する操作や、Shift+プラス・マイナスキーでブレンドモードを順に切り替える操作が、すべてのサポートツールで使えるようになりました。このほか、プロダクトやアパレル用モックアップの新コレクション2種類の追加もあり。
💬 軽めインプレ所感
Logic Pro 12.2はSpatial Audioまわりの整備が着実に進んでいますね。
Dolby Atmos対応mp4の書き出しは、Apple Music向けに空間オーディオミックスを納品するワークフローに直結する機能です。とはいえ、ミックス過程で空間オーディオ対応にするのかどうかは、制作現場も正直迷っているところじゃなかろうか。何しろ、それまでに追求していた2ミックスのステレオ感、奥行き感がまるで別物にされてしまうので。
Pixelmator Proはミラーレスの新型機に対してRAWサポートが早いですね。今回のSony・FUJIFILM・Nikonへの対応もその流れ。iPhone 17モックアップの追加は、アプリのスクショ素材づくりをPixelmator Proで完結させたい人には地味に便利だと思われます。
ちなみにApple Creator Studioは、Final Cut Pro・Logic Pro・Pixelmator Pro・Motion・Compressor・MainStageをまとめてカバーするサブスクリプション。
価格は月額1,780円/年間17,800円で、1か月の無料トライアルあり。学生・教職員向けは月額480円/年間4,800円と大幅に抑えられています。
Logic ProとFinal Cut Proは引き続き買い切り版でも購入できます。が、新アイコンバージョンの場合、単体購入プランも月額1,780円です。
以前のアイコンの買い切り版をゲットしたい場合には、Pixelmator Pro 3.8(最新版)が8000円。Logic Pro 12.2(最新版)が30000円。
どちらも、Creator Studio同梱版と違って、アップデート内容は限定的。

つまり、買い切り版とCreator Studio同梱版では、追加される新機能の差別化が行われているということになります。
しかも名前も同じとか、どんな罠、、、、。