2024年にiPad用のメタレンズの量産が開始。iPhoneへは2025年に。
早ければ2026年のApple Glassへの搭載も見込んでの動きのようです。
Ming-Chi Kuo氏によると、AppleはFace IDのプラスチックレンズに代わるものとして、2024年にiPad用のメタレンズの量産を開始すると予想しています。
采鈺為Apple 2024年採用超透鏡 (Metalens) 之主要受益者;歌爾股份為值得關注的概念股 / VisEra is the primary beneficiary of Apple’s metalens adoption in 2024, with Goertek as a concept stock worth watchinghttps://t.co/9EYdkh84JF
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 13, 2023
メタレンズは、現在のプラスチックレンズに比べて低コストで高さを抑えられるという利点があり、Face ID Txの後、短期的にはFace ID RxやToF Tx/Rxにといった現在のプラスチックレンズを置き換えることができます。

製造プロセスとアルゴリズムの進歩を考慮すると、既存のカメラの最下位プラスチックレンズを置き換えることができるのは、最短で2028年から2030年の間ですが、今後数年間で、メタレンズが3Dセンシングアプリケーションにおいてリプレイスの動きが出ると予想されています。
Appleのメタレンズ開発には、以下の3つの長期的な戦略目標
(2) メタレンズの技術的・コスト的優位性を製品設計・販売に活かす
(3) 早ければ2026年または2027年に量産されるApple Glass(AR/MRヘッドセットではない)にメタレンズを広く使用することを促進する
があり、メガネ型ヘッドマウントディスプレイが成功すれば、メタレンズの出荷数が爆発的に増加するとしています。