Meta、「Portal」と2つのスマートウォッチを中止し、ARにフォーカスするも「Quest Pro」が決して高評価ではないという話、、

The Vergeなどによると、1万1000人の人員削減を発表したMetaはビデオ通話スマートディスプレイ「Portal」と、残る2つの未発表スマートウォッチ・プロジェクトの開発を取りやめたそうです。

Quest Pro

ロイターも、タウンホールミーティングで発言した Meta の重役を引用し、Metaが Portalとスマートウォッチの両方を停止する予定と報じました。

2023年春に約349ドルでの発売を目指していたスマートウォッチは、ビデオ通話用に2つのカメラを内蔵していると伝えられていました。

現在、Metaはビデオ通話ハードウェア「Portal」を企業向けに販売する計画も取りやめ、情報筋によると、初期段階と中期段階の開発にあった他の2つのスマートウォッチも棚上げされているとのこと。

この件に関して、Meta社はコメントに応じていませんが、ロイターによると、削減された1万1000人の46%が技術部門であり、別の記事では、MetaはAI/広告/ビジネスプラットフォーム/メタバースなどの分野にリソースを集中させる見込み。

今年、MetaはARとVRの開発グループであるReality Labsに100億ドルを投入していて、最新の仮想現実ヘッドセット「Quest Pro(1499ドル,226,800円)」が成功するかどうかが注目されますが、「Quest Pro」に関しては”あまり良くないということだ。計画も目的もなく発売され、VRの長所を生かすことなく欠点を強調し、さらに救いようのないほどひどいソフトウェアで締めくくられているように見えるデバイス(Meta Quest Pro review: get me out of here – The Verge)”という評価もあって、市場を独占する勢いがあるようには見えません。

ARVRに関しては、来年2023年にAppleも最初の製品を発表すると多くの人が予測していますが、「Quest Pro」同様に日本円で20万円越えは確実のようで、将来的にはiPhoneをリプレイスすることも視野に入れているという予想も出ていましたが、一般的なユーザーが購入できるようになるのは、まだまだ先になりそうです。

今のスマートフォンという形態に至るまでにも、1993年のNewton MessagePad、1997年のPalmPilot、2007年のiPhone発売まで14年ほどかかっていて、その間、買収統合があったので、ARVR分野も今後何年かは同じような動きが出てくるのではと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Impact-Site-Verification: -1946568697