IDC市場調査:PC市場は世界的に前年比29%減。しかも、Appleは40%減少の件
PCが売れないという状況は各メーカーに共通ですが、Appleの40%減少というのは最大です。やっぱり、みんなM3待ち?
IDCが発表したPC市場動向によると、2023年第1四半期(1Q23)の従来型PCの出荷台数は、需要減退、過剰在庫、マクロ経済環境の悪化に伴い急減。
全世界の出荷台数は5,690万台で、前年同期比29.0%減少という状況です。
PCメーカー各社とも、前四半期ベースで24%〜40%の減少となっていますが、中でもAppleは四半期中にM2 MacBook ProとM2 Mac miniを発売したにもかかわらず40.5%の減少。
出荷台数としては、Appleは2023年1月から3月にかけて410万台を出荷。全体のシェアランキングでは僅差で4位。
5位のASUSとは、わずか0.4ポイント差。いつ抜かれてもおかしくないですね。
AppleのPC出荷数が40%もの減少を見せていることについては、一年前の2022年Q1は、M1 Pro / M1 Max搭載のMacBook Proの需要が大きかった時期との比較となったためという理由を指摘しているところもあります。
確かに、今年のMacBook ProはM2 Pro / M2 Maxにアップデートされた以外には大きな変化がなく、日本市場においては円安の影響での価格改定で、割高に感じやすいというのも買い控えの理由になりそうです。
macOS製品以外のPC関連市場では、年末に向けてWindows 11へのアップグレードや、Chromebookの買い替え需要を期待しているようですが、Appleはどうするんでしょうね。
5月4日にはAppleの四半期決算説明会があるので、その場でMac製品を含む新しい販売開発戦略が出てくるかもしれません。
とりあえず、各シリーズのベースモデルのSSDが遅い件は早々に改善した方がいいと思うんですけどね、、、。MacBook Airはともかく、MacBook Proもだもんなあ。
起爆剤はM3ですかね、それとProモデルのSSDはどうみても設計ミス。M3では改善されますように。
設計ミスと認識されていれば改善されるかも?なんか、わざとな気がしなくも無いのが残念です。