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「歪曲と憶測に基づく」——Apple、OpenAIの棄却請求に真っ向反論。決着は10月1日へ


💬OpenAIは”秘密なんてほしくない”と主張していたけど、それに対するAppleの反論はより冷静。さらに詰めている感じがあり。所感続き↓

Appleが現地時間8月19日、OpenAI側の棄却動議(Motion to Dismiss)に対する反論書面をノースカリフォルニア連邦地裁に提出しました。7月の提訴、8月のOpenAI側棄却動議へのレスポンスで、両社の主張が真っ向からぶつかっています。


Apple対OpenAI訴訟——棄却動議への反論をめぐる対立のイメージ

Appleの反論「OpenAIの主張は歪曲・憶測・不適切な証拠」

Appleは32ページの反論書面で、OpenAI側の棄却動議そのものを「歪曲・憶測・不適切な外部証拠に依存している」と正面から否定しました。

訴状の具体的な主張を、OpenAI側が「サプライヤー関係」「一般消費者向け製品」「通常の採用活動」といった一般論にすりかえていると指摘しています。

CONFIRMED — ソース: via 連邦地裁docket(Case No. 5:26-cv-07078-EJD)、 via AppleInsider(2026/8/20)

  • 提出日は現地時間8月19日、書面は32ページ
  • Liu氏の認証バグ悪用は「知らずに起きたデバイス同期」ではなく、本人が把握した上での行為だったと再主張
  • Liu氏が発した「LOL……so funny」という発言を、悪意の証拠として明記
  • Tan氏が面接候補者に指示した「持参」対象は、電池・SIP・ロジックボード・シールドなど社内の実物部品だったと具体的に列挙
  • OpenAIによる金属仕上げ技術をめぐる提携先への働きかけも、独立した不正利用行為として主張
  • 次回審理は10月1日。Appleが求める迅速な証拠開示(expedited discovery)もこの日に扱われる

OpenAI自身の「同程度にありうる」発言が急所に

反論書面でAppleが特に強調しているのが、Tan氏の行為についてOpenAI側が自ら使った「equally plausible(同程度にありうる)」という表現です。

第9巡回区の判例では、原告・被告双方の説明が同程度に成り立つ場合、棄却は認められないとされています。Appleはこの一文を引用し、OpenAI自身が墓穴を掘ったと主張しています。

Liu氏をめぐっては、OpenAI側が提出した「元マネージャーとのやり取り」という証拠についても、Appleは「訴状が扱っている行為とは別の時期・別のシステムの話」と切り離し、棄却の根拠にはならないと反論しました。

Apple vs OpenAI訴訟:これまでの経緯

Appleは7月10日、OpenAIと元社員2名を営業秘密の不正利用で提訴。

これに対しOpenAIは8月3日、自社ブログでiMessageのスクリーンショットを添えて反論。Appleの主張を「歪んだ・誤った」ものと位置づけていました。

8月5日にはOpenAI側が棄却動議を正式に提出。それに対する今回のApple側反論、という順番になります。

💬 軽めインプレ所感

「LOL……so funny」がバグを利用してデータを取得した時の言葉として何度も出てくるのは、本人だったらなかなかきついですね。

Apple側の主張は一貫して:

OpenAIは、被告であるLiuとTanの行為、およびOpenAI自身の独立した行為の両方を通じて、Appleの企業秘密を繰り返し不正に利用した。

というもの。

審理は10月1日。ここでAppleの証拠開示請求がどう扱われるかで、次の展開がだいぶ変わりそうです。

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