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💬 衝撃話題沸騰・Tesla Roadster–飛べるのは何秒?充填は2〜6時間、床下ファンは全グレード共通

Tesla Roadster。なんか、「すごそうだよ」という噂はあったけど、、こんなに綺麗に飛ぶとは。

90度の垂直路面をキュイーンという吸音とともに普通に登って停車。(7分あたり)

ゆっくり下がってスタート位置に戻って、これで終わり〜?と思ったら、今度は逆さまポジションまで走ったと思ったら、路面が途切れているところから発射するように落下して、くるっと反転したと思ったら、ガスを噴射しながら着地。

こんな動き、自動車というジャンルではみたことないですよねー。

なんだか、月面着陸の時の宇宙船の着陸の仕方にも似ていて、そういえば、Space Xもあるわけで、その辺の技術を使っているんだろうなと思いつつ調べてみました。

床下のファンで逆さまでも落ちない:車両下から吸引してホールドする

最初に気になったのはスラスタじゃなくて、全グレード共通の床下のファンの方。

SUCTION — ソース:① via Tesla(日本)、② via Electron Motion(Lars Moravy氏のインタビュー)、③ via Drive Tesla Canada

  • ファンで車両下部から空気を吸い出し、停止状態でも車両を地面にホールド(①)
  • 後部にファン4基、1基あたり約20kW(②)
  • ヒートポンプ用コンプレッサーのモーターがベース(②)
  • 床下を密閉するスカート4枚、ゴムとナイロンブラシ製の交換部品(②)
  • 0〜50mph(約80km/h)で2G超のコーナリング(②)
  • デモ時のダウンフォース4,700kg超(③)

この辺の仕組みの考え方は、レース車両で使われているリアウィングによるダウンフォースですよね。

リアウィング方式の場合は速く走るほど効く。止まっていればゼロ。

このRoadsterの吸引方式は、走っていようが止まっていようがダウンフォースが発生するから、垂直の路面にも登れるし、天井にも張り付く。

しかも中身は、ヒートポンプのコンプレッサーのモーター。Model 3にも載っている部品を、20kWまで回して使っているとのこと。

ちなみに、この機械的な吸引方式でダウンフォースを生成する構造は過去にもあって、Chaparral 2J(1970年、Can-Am)は後部に2つのファンを持ち、別に積んだ2ストロークエンジンで駆動する方式。

ニキ・ラウダが運転したBrabham BT46B(1978年、F1)はエンジンで駆動する吸引ファンでした。

ブラバム・BT46 – Wikipedia

そして、F1では1979年からファンカーが禁止されるようになりました。

禁止の理由は効果が大きすぎたこと以外に、後ろに砂やゴミを巻き上げて後続車に当たるという問題、走行中に動く空力パーツにあたるかどうかが問題があり。複数の問題があったから、禁止したということでしょうね。

フライングカー:何秒飛べて、着陸したらどうなる?

ほとんど宙返り的な動きが印象的。いったい何秒飛べるのか。

THRUSTER — ソース:① via Tesla(日本)、② via Electron Motion(Lars Moravy氏のインタビュー)、③ via InsideEVs

  • コールドガススラスタ、完全電動アクチュエーターで1秒未満の微調整(①)
  • Thrust:200リットルのCOPV(1万psi)、後部ノズル4基(②)
  • Rocket:助手席の位置に400リットルのCOPVを追加、下向き4基・前方2基のノズルを追加(②)
  • Rocketの合計:ノズル10基、600リットル、ガス約250kg(②)
  • 1回の充填で約5秒(Thrust)(②)
  • Rocketの飛行時間:未公表(③)
  • 充填:外部の高圧窒素で現状2〜6時間、目標30分未満(発表前のTop Gearのインタビュー)(②)
  • 発表会では、車が自分でタンクを再充填するとElon Musk氏が説明(②)

今の所、この答えは公表されていません。具体的な数字が出ているのは、加速用のThrustだけ。1回の充填で約5秒。しかも、タンクの圧力が下がるにつれて、押す力も弱くなっていくそうです。

Rocketはタンクが3倍の600リットル。ただ、浮いている間は下向きに吹き続けるわけで、単純に3倍の15秒、とはいかなさそう。

着陸したら、基本的にそこで終わりみたいです。Thrustは「1回の充填で1回」という説明なので、Rocketも事情は同じはず。

充填は、今のところ外部の高圧窒素で2〜6時間。30分未満まで縮めるのが目標。一方で、発表会のMusk氏は「車が自分でタンクを再充填する」と言っています。製品版がどっちになるのかは、まだTeslaから説明がありません。Musk氏の発言は、開発チームに伝えている目標値の可能性あり。

ダウンフォース吸着は何時間もつ?走るときはずっとオン?

POWER — ソース:① via InsideEVs、② via Electron Motion(Lars Moravy氏・Franz von Holzhausen氏のインタビュー)

  • ファンの電源は駆動用バッテリー、スラスタのタンクは使わない(①)
  • バッテリー容量115kWh(②)
  • ファンの連続使用時間:未公表
  • 空力モード:高ダウンフォースモード、低ドラッグモード(②)
  • 低速ではファンで吸着、約200mph(約320km/h)超ではスカートを開いて床下に空気を流す(②)
  • 約50〜60mph(約80〜97km/h)からはウイングがダウンフォースを担う(②)

もう一つ気になったのが、走行性能を向上させるダウンフォース吸着は何時間もつのか。これも公表なし。

ファンの電源は駆動用のバッテリー。スラスタのタンクが空になっても、吸着は続きます。

仮に4基を全開で回し続けると約80kW。バッテリーは115kWhなので、ファンだけで単純計算1時間半弱。実際は走るのにも電気を使うし、常に全開ということもないはずなので、目安にもならない数字ですが。

走るときはずっとオンなのか、というと、そうでもなさそう。低速では吸い付いて2G超、50〜60mphあたりからはウイングが引き継ぎ、200mphを超えるとスカートを開いて床下に空気を流す、という複合構造。速度に合わせて役割が切り替わる仕組みです。

スカートはゴムとナイロンのブラシで、交換部品。路面すれすれで吸い付くので、減っていくんでしょうね。公道でずっと吸い付いたまま走れるのかどうかは、Teslaは説明していません。

さて、このRoadster、日本のTeslaサイトで、もう予約できます。614万円。プラス、諸費用ですかね。思ったよりも高くないけど、空中で反転して着地はできないバージョンです。まあ、当たり前。

ABOUT — ソース:① via Tesla(日本、2026年10月18日確認)、② via TechCrunch、③ via Drive Tesla Canada

  • Tesla Roadster(第2世代)
  • 2026年10月15日(現地時間)発表、テキサス州ウェイコ近郊(②)
  • 2028年生産開始予定(②)
  • Performance:予約制、2人乗り、公道走行対応(①)、0-60mph 1.6秒未満(③)
  • Thrust:リミテッドリリース、2人乗り、レース走行対応、0-100km/h 1秒未満(①)
  • Rocket:完全招待制、1人乗り、飛行対応、公道での使用不可(①)
  • 左ハンドル仕様のみ(①)
  • 日本での予約(Performance):注文料680,000円(全額返金可)、10日以内に6,140,000円(①)
  • 車両価格:未発表

あと、今回の反転着地デモカーは無人機です。人は乗っていません。

反転着地できるのはすごいけど、実際に乗っていたら、ジェットコースターの比じゃないくらいの恐怖体験なんじゃなかろーか。みてるだけで十分だな、、、。

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