💬落下テストは「開いた状態で35回」「閉じた状態で140回以上」不具合なし。開いているときには落とさないようにしましょう、、、。所感続き↓
Appleが、iPhone Duoの「製品情報シート」を公開。EU(欧州連合)のエネルギーラベル規則で、メーカーに公開が義務付けられているドキュメントです。
その製品情報シートによると、iPhone Duoのバッテリー容量は4,883mAh。
iFixitが分解して確認したiPhone 18 Pro(eSIMモデル)の4,288mAhより595mAh多く、18 Pro Max(eSIMモデル)の5,567mAhより684mAh少ないということになります。

iPhone Duoの製品情報シートに書かれていること
EUのエネルギーラベル規則は、スマートフォンのメーカーに対して、エネルギー効率やバッテリーの持ち、落下への強さ、修理しやすさなどを公開するよう求めています。
Appleが公開したiPhone Duo(モデル番号A3720)の製品情報シートには以下の情報が記載されています。
CONFIRMED — ソース:① via Apple(2026年10月19日確認)、② via TechRepublic
- バッテリー容量:4,883mAh(①)
- ユーザーによるバッテリー交換:不可(①)
- 満充電1回あたりの持ち時間:51時間30分(EUの規則で決められた試験条件)(①)
- 充電サイクル:1,000回以上(①)、容量が80%に下がるまでの回数(②)
- エネルギー効率クラス:A(①)
- 閉じた状態での落下試験:140回以上、不具合なし(①)
- 開いた状態での落下試験:35回、不具合なし(①)
- 落下耐性クラス:B(①)
- IP68、水深6メートル(①)
- ディスプレイの傷への強さ:モース硬度5(①)
- OSアップデートの提供期間:販売終了から最低5年(①)
- 修理しやすさクラス:C(修理しやすさ指数2.65/5)(①)
- 充電端子:USB-C(①)
修理しやすさの「C」はApple自身の評価
修理しやすさの「C」は、第三者の検査機関ではなく、Apple自身が計算して申告した評価です。
EUの規則では、メーカーが決められた計算方法で項目ごとの点数を出し、その合計の指数をAからEの5段階に当てはめます。申告の内容が正しいかを確認するのは、EU各国の市場監視当局です。
REPAIRABILITY — ソース:① via Apple、② via The Register、③ via SEAI(アイルランドの市場監視当局)
- 評価するのはメーカー自身(自己申告)(②)
- エネルギーラベルを作るのは、メーカーまたは輸入業者(③)
- ネジなどの留め具:2.24/5(①)
- 修理に必要な工具:1.12/5(①)
- 交換部品の入手しやすさ:5.00/5(①)
- ソフトウェアアップデートの期間:1.00/5(①)
- 修理情報の提供:5.00/5(①)
- 修理しやすさ指数:2.65/5、クラスC(①)
Appleは製品情報シートで、交換部品と修理情報の入手先として、セルフサービス修理のページを案内しています。
バッテリーの保ち:EU仕様のテストでは51時間30分。製品情報とは異なる数字
製品情報シートの「51時間30分」は、EUの規則で決められた条件でAppleが試験した値であり、iPhone Duoの仕様として公開しているバッテリー駆動時間は以下のようになっています。
SPEC — ソース:① via Apple(日本、2026年10月19日確認)
- 通常使用:最大24時間(インナーとアウターのディスプレイを均等に使った場合)
- ビデオ再生:アウターディスプレイで最大44時間、インナーディスプレイで最大31時間
- ビデオ再生(ストリーミング):アウターディスプレイで最大37時間、インナーディスプレイで最大26時間
- 高速充電:約20分で最大50%(60W以上のアダプタとUSB-Cケーブル使用時)
- デュアルリチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵
iPhone Duoと18 Pro / Pro Maxとのバッテリー容量の差
iPhone Duoにはバッテリーが2つ入っていますが、この2つのバッテリー容量については、MacRumorsが7月に、2,962mAhと1,921mAhの2つのセルだとするリーク情報を伝えていました(MacRumors)。その合計は4,883mAhで、製品情報シートの数字と一致します。
ドイツのMacweltも9月に、米国化学工業協会の緊急窓口「Chemtrec」の資料から、2つのバッテリーを11.567Whと7.506Whと伝えています(Macwelt)。
比較に使ったiPhone 18 Proと18 Pro Maxのバッテリー容量は、iFixitが分解して確認したeSIMモデルの値。iPhone 18 Proは、日本や米国ではeSIMのみのモデル、EUなどでは物理SIMトレイ付きのモデルが販売されていて、モデルによってバッテリー容量が違います。iPhone DuoはeSIMのみなので、eSIMモデル同士で比べています。
BATTERY — ソース:① via Apple、② via iFixit(分解、eSIMモデル)
| iPhone Duo | 4,883mAh(①) |
|---|---|
| iPhone 18 Pro | 4,288mAh(②) |
| iPhone 18 Pro Max | 5,567mAh(②) |
なお、日本で販売されるiPhone DuoのモデルはA3719であり、製品情報シートのA3720とはモデル番号が違います。Appleは日本向けモデルのバッテリー容量を公表していません。

💬 軽めインプレ所感
日本向けモデルのバッテリー容量は公開されてはいないけど、リージョンごとにバッテリー容量を変更することは不要なコストになるから、あり得ないと思うんですよね。なので、おそらく、日本モデルも4,883mAhでしょうね。
落下テストは開いた状態と閉じた状態で行われていて、それぞれ「35回、不具合なし」「140回以上、不具合なし」。
iPhoneを使っていて落としてしまうことは結構あって、8月頃に買い替えた17 Pro Maxも7〜8回は落としてます。QRコードで館内に入るときに手が滑ったり、ちょっと置いたときに落ちてしまったり。なので、僕にとってはケースと保護ガラスは必需品。
iPhone Duoを開いた状態で落とすかどうかは使ってみないとわからないけど、これまでの落下経験で考えれば、年間48回以上は落とすかもしれません。もし、iPhone Duoを開いた状態で48回落としてしまったら、Appleの落下テスト以上の回数になるから、うーん、壊れる確率は高いかもなあ。
修理しやすさのC評価はAppleが自分で付けた評価。交換部品と修理情報が満点で、工具と留め具の点数が低い、という内訳。
まあ、新しいフォームファクターでもあるし、やっぱりコストは高くてもAppleCare+は入っておいた方が良さそうですねえ。
- Apple — Product Information Sheet(A3720)
- Apple(日本) — iPhone Duoの仕様
- MacRumors — Apple Reveals iPhone Duo’s Battery Capacity
- MacRumors — 折りたたみiPhoneのバッテリー容量のリーク(2026年7月10日)
- iFixit — Inside the Tiny Unfixable Eye: iPhone 18 Pro and Pro Max Teardown
- Macwelt — iPhone Duo: So groß sind die Batterien
- The Register — Smartphone makers don’t bother to comply with EU repairability requirements
- SEAI — New energy labelling requirements for smartphones
- TechRepublic — iPhones, iPads Sold in EU Now Have Energy Labels
- PalmFan — iPhone Duo、AppleCare+なしの修理料金は最大273,800円。インナーディスプレイ修理は182,800円。








