iPad市場調査

Omdia調査:7〜9月のタブレット出荷は前年度比23%減と大ブレーキ。iPadは27.5%減–回復は2028年以降の見通し


💬iPad出荷数が3割近く減少しても、タブレット市場全体が激減してるから、1/3はiPadという状況です。所感続き↓

イギリスの市場調査会社のOmdiaが、2026年第3四半期(7〜9月)の世界タブレット出荷台数を発表。

市場全体は前年同期比23%減の3,200万台で、約3年ぶりの低水準。Appleは27.5%減で、シェアは36%。シェアトップは変わりません。

DATA — ソース:① via Omdia、② via Chief IT

メーカー 出荷台数 前年同期比 シェア
Apple 約1,160万台 27.5%減 36%(前年38.2%)
Samsung 540万台 21.7%減 16.9%
Lenovo 410万台 11.9%増 12.7%(前年8.7%)
Xiaomi 230万台 10.6%減 —
Huawei 180万台 43%減 —
市場全体 3,200万台 23%減 —

上位5社で出荷を伸ばしたのはLenovoだけ

上位5社のうち、前年より出荷が増えたのはLenovoだけ。シェアは8.7%から12.7%に上がりました。

Huaweiは43%減と、5社の中で最も大きく減少。Samsungは部品の供給不足で出荷が抑えられた、としています。

地域別では、中東、中国、西ヨーロッパの落ち込みが大きかったとのことです。

「回復は2028年以降」の見込み

OmdiaのリサーチマネージャーHimani Mukka氏は、前の四半期の10%減に続いて、2四半期連続の2桁減になったと説明しています。

理由は、消費者の需要が弱いこと、加えて、部品の供給不足。供給が限られているため、メーカーは仕様を大きく上げた新製品を出しにくく、買い替えを先送りする人が増えるとしています。

各メーカーにとって、タブレットの優先度は下がっているとも指摘しています。

tablets are increasingly taking a backseat in vendors’ strategic priorities for 2026 and 2027

2027年は供給がさらに厳しくなる見込みで、はっきりした回復は2028年より前には期待しにくい、という見通しです。

💬 軽めインプレ所感

iPadに関しても27.5%減という激減レベル。それでもシェアは36%なので、世界のタブレット出荷数のうち、3台に1台以上はiPadということになります。

7〜9月期はOLEDのiPad miniの発売前なので、今回の集計には含まれていません。10〜12月にOLED iPad miniがどれくらい売れるのか、は今後の調査結果でわかります。

iPad miniは、そのサイズ感がいいんだよね、という評価は一定数あるので、多少高くなっても欲しい人は買うだろうから、シェアを伸ばすかも。

でもリサーチ責任者が「消費者の需要が弱い」という理由を真っ先に挙げていることは気になりますね。まあ、頭の片隅にはあったけど。

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