Appleの第三四半期決算:予想を上回るiPhone好調の影にMac、iPad、ウェラブルの低迷。そして、日本市場が弱い

Appleの決算発表は、市場予想を上回る好調と伝えるところが多いですが、それは表面的なものだ、とGurman氏は考えている様子。

Apple Store shop front

7/28に発表された、Appleの第三四半期決算。

Apple、第2四半期の業績を発表 – Apple (日本)

連結財務諸表PDF

全体的には前年同期比で2%増ということで文句なし、ではあるのですが、財務諸表を見ると日本での売り上げの落ち込み、Mac、iPad、ウェラブル系の売り上げ減少が目立ちますね。


BloombergのMark Gurman氏は、今週のPoweronの中で、Macの減速はショックではなく、当然予想できるもので、これはおそらく四半期中に4週間近く止まっていたMacBook AirとMacBook Proの出荷による影響と考えているとのこと。なので、一時的な減少と予想。

そして、第4四半期の売上には、新型MacBook ProとMacBook Airが大きく貢献し、そして、今年後半に新しいMac miniとハイエンドのMacBook Proを発売することで、さらに勢いを増し、さらに来年までには、新しいMac Pro、iMac、15インチMacBook Airが発売されると引き続き考えているそうです。

iPadに関しては、Appleが十分な供給量を数四半期にわたって供給できないためで、需要の問題では無いと考えています。ただ、iPad AirとiPad Proがあまりにも似ていることや、iPad Proのマルチタスクの弱点が影響していると考えていることを示唆しています。

MacやiPadカテゴリーよりも落ち込みが大きいのは、Apple Watch、AirPods、Beatsヘッドフォン、HomePod、Apple TVを含むウェアラブルおよびアクセサリー事業。

Appleの他のカテゴリの多くがサプライチェーン、ウクライナ戦争、チップ不足で打撃を受ける中、ティム・クック最高経営責任者はウェアラブルの問題として特に経済的な要因を挙げている。

彼は、”マクロ経済環境の打撃 “を含む、部門を傷つける “逆風のカクテル “を説明した。言い換えれば、人々は経済を心配して、それらの製品にお金を使わなくなったということだ。iPhoneや他のデバイスはそうではなかったとクック氏は述べた。

前年同期に発売されたAirTag、Apple TVの売上は見劣りするかもしれない、とクック氏は指摘。

しかし、これらのアクセサリー製品が、同部門の前年同期比7億5,000万ドルの減少を説明するのに十分であるとは思えないとしています。

Gurman氏の考察の中では、日本市場での売り上げ減少については触れられていませんが、前年同期が
64億6400万あったものが54億4600万ドルとなっていて、ほぼ10億ドル減少しています。

前年度までは、他のアジアパシフィック地域の売り上げは
53億9500万ドル。今年度は61億5000万ドル。

つまり、日本と他のアジアパシフィック地域の売り上げは、前年度と今年度で逆転してしまった形です。

これが一時的なものなのかどうか。もしかすると為替を反映した値上げにより、さらに日本の売り上げが低迷する可能性もあり得るかもしれません。

ちなみに、7/18〜24のBCN実売データでは「今売れてるスマートフォンTOP10、「iPhone 13 Pro」が初めてTOP10圏外へ 2022/7/31 – BCN+R」という話も出てきています。

次のラストクオーター(7〜9月期)決算は10月予定。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA