iPhone製品の販売低迷が続く中国市場:「Appleは2025年にさらに厳しい課題に直面する可能性がある」という見方あり

ほとんど公認のウィークリーRumor誌は、今週も2025年のMac新製品を予想していて、もちろん、そこそこの確率だろうし、そこそこ売れるんだろうけど、ここにきて、Appleの主力事業であるiPhoneの成長が停滞していることが伝えられています。

silver iphone 6 and red iphone case
Apple Likely to Face Fiercer Challenges in 2025, Requiring Caution Against Potential Downside Risks from Earlier Overly Optimistic Market Sentiment | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Jan, 2025 | Medium

1)アップルは、主要サプライヤーと2025年のiPhone生産計画について協議する際に慎重な姿勢をとっている。
2)新しいiPhone SE4 (2025年上半期半ばに発売予定) があっても、iPhone 2025 年上半期の出荷台数は前年比で約6%減少すると予測されている

まず、中国市場では12月に前年比で約10~12%減少していて、この市場では継続的に売り上げが減少。

今現在、「iPhone 17 Slim」と噂されている薄型モデル(最薄部5.5mm)eSIMのみであり、中国市場では現在eSIMのみのモデルのプロモーションは行われていないので、こちらも中国市場でのセールスを勢いづける可能性が低い。

さらに、Apple IntelligenceがiPhoneユーザーの興味をひいておらず、買い替え需要を促進しているという調査結果も無い。

もっというと、WWDC 2024でApple Intelligenceが発表されたときには話題になったものの、その後の数ヶ月でクラウドベースのAIサービスが急速に進歩していて、「Apple Intelligenceの魅力は大幅に低下している」としています。

で、最後に以下のように述べています。

私は Apple Intelligence の長期的な見通しについて悲観的ではありません。しかし、上で述べた点を考慮すると、Apple Intelligence がハードウェア交換サイクルやサービス事業に利益をもたらすという証拠はありません。したがって、以前の市場の過度の楽観主義によって生じた潜在的な下振れリスクには注意する必要があります。

Appleの株だけを持っている人は少ないと思うけど、今までのように右肩上がりが続くとは思えない兆候が複数指摘されているので、一応、考えて対応した方がいいかもです。

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