むかしむかし、細木数子という、たいそう欲の深い女がおったそうな。
そうなんですよ。完全に昔話の入り方。怪談扱い。恐ろしや。
事実は小説よりも奇なり、を体現するような出来事の連続。まあ、演出的な脚色はあったのかもしれないけど。

真実かどうかは一旦、置いとくとして、細木数子さんという日本でも超有名な占い師の一生がこんなに波乱万丈に、容赦無く描かれているというコンテンツとして面白いです。

日本のドラマの子供っぽい演出とか、ナレーション説明が多くて辟易している僕には救いのような作品作りに見えました。
人物や、その背景を描写するのにナレーションやテロップで出すのは、マジで萎える演出。この手法は日本のドラマ・映画でよーく出てくるので、その時点で観るのをやめてしまう派なのですが、このドラマは一味違う。映像で季節・場面を見せてから、人物に行くので、説明なんかなくてもわかるわけです。
こういう真っ当な演出が日本のドラマコンテンツで見れたことも、とても嬉しい。
その演出もあってこその名作感。そして、快作感。さらに細木さんの壮絶な人生を含めると、トータルで怪作感が満載。ともいうべき作品です。

NETFLIXコンテンツの中でも、自分的にベスト4に入るんじゃなかろーか。
もう地上波やめて、みんなNETFLIXで作ればいいと思いますよ。
ゴールデンウィークな皆様、必見です。






