Appleのノートブック用特許:形状記憶合金で角度の自動調整も可能?

何この蛇腹構造。見るだけでワクワクするMacBookシリーズ向け(であろう)新機能です。

Appleが申請した、デジタルデバイス用の「自己作動型ヒンジ機構」という特許が公開。


2020年5月に申請され、2021年12月に公開された「SELF-ACTUATING HINGE MECHANISM FOR ELECTRONIC DEVICE(United States Patent Application: 0210373610)」にある、ノートブック・コンピュータの自己作動型ヒンジ機構の概要はこちら。


ノートブックコンピュータは、ディスプレイ、ベース、ディスプレイをベース部に移動可能に結合するヒンジ機構と、対象物の画像を取り込むように構成された光学感知システムと、ベース部およびディスプレイ部に結合され、ディスプレイ部をベース部に対して移動させるように構成された形状記憶合金部材を含む作動システムと、処理システムとを含むことができる。処理システムは、画像内の物体の位置に少なくとも部分的に基づいて表示部の目標位置を決定し、作動システムにヒンジ機構を作動させて、表示部をベース部に対して初期位置から目標位置まで移動させるように構成されていてもよい。

“光学感知システム”については、Face IDとLiDARを組み合わせれば、すぐにでも搭載できそうですよね。

すでにiPad ProではAIにより前面の超広角カメラを調整して、動き回っても、自分やほかのユーザを常にフレーム内に収めるというセンターフレーム(iPad でセンターフレームを使う – Apple サポート (日本))を搭載しています。

これに加えて、形状記憶合金による作動システムと処理システムを組み込むことで、将来のMacBook Proでは、自動で適切な視野角に調整したり、FaceTimeの時に適切な位置に設定することができるようになるかもしれません。

さらに、この特許の中では”少なくとも部分的に、ユーザーの視線方向を使用して、作動システムにディスプレイ部分を回転させる”という説明もあります。

回転ということになると、今までのヒンジ構造では行えなさそうですが、これについてもAppleは解決しているのかもしれません、、、。

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