2つのSIMスロットが使える「Aterm MR04LN」レビュー〜便利だけど,早速失敗。

先日のセールで導入した,SIMフリー + デュアルSIMスロットのモバイルルーター「NEC Aterm MR04LN 3B」はmineoと組み合わせて使用しております。

NEC製ですので,これぞまさに日本のメーカーというくらいの丁寧なパッケージング。
箱を空けると本体,裏パネル,バッテリー,全て別のビニール袋に丁寧に収納されていて,まずは自分で組み立てるところからスタート。
組み立ては簡単なもので,まあ,将来的にはバッテリーが交換可能という点は悪くありません。

タッチパネルは確かに反応悪いです。
反応悪いこともあるんでしょうけど,ボタンが小さいから押しにくいというのもあります。各種設定で何回かタップすることは覚悟したい方がいいかなと。
文字入力はQWERTY式では無く,ガラケーような数字キーを何回か押して文字を変えていく,という文字入力方式です。

この製品特有のメリットは,何よりもSIMスロットが二つあって,切り替えできるところということになります。

購入したのはクレードル付きですが,ちょっと収まりはいまいちで,立てて充電出来るのはスペースの節約にもなるのですが,クレードル自体が軽くて,ケーブルの向きによっては滑ってしまいます。イーサーケーブルを接続したい人以外には必要無いかもしれません。

mineoの回線速度は,Y!Mobileよりは遅いけど,実用範囲内でした。
(紹介用URLはこちら。これから利用される方はもしアレでしたら,お願いします。)

一般的なモバイルルーターの注意点としては,「帰宅したら電源オフ(または休止)」しないといけない点があります。
先ほど,これを忘れて,iPadでNetflixでも流し見してしまい,あっというまに容量オーバーとなりました。
しまったなあ。
mineoのパケットチャージは100MBが162円,つまり,1GBで1620円なんですよね。意外に高い。
むー,他の格安SIMをゲットしておくか,チャージするか…。

ところで,先日,この危険性に気づいた段階で,これを回避する方法が無いものかと探してみたんですが,Mac/iOSデバイスでは方法が無いような雰囲気ですね。
イメージとしては,帰宅したら,自宅の無線LANに自動的に切り替えるような感じなのですが。この問題を解決するユーティリティ,需要はそこそこありそうな気もします。
有料でもいいだけどなあ。

Aterm MR04LN
  • デュアルSIMスロット
  • やや反応の遅いタッチパネル
  • 設定などのインターフェイス
  • バッテリーの保ち
  • SIMごとの転送量通知設定
4.1

抜粋のみを表示

2015年発売。
デュアルSIM機能で,用途によってSIMを使い分けできる,SIMフリー端末なのが特徴です。
nanoSIM→microSIMなどの変換アダプタはマニュアルにもあるとおり,使用不可です。無理に使ってとれなくなった事例も報告されていますので,注意が必要です。
切り替え速度はしっかり1〜2分。瞬時には切り替わりません。
外出で8時間程度持ち歩き,iPad,iPhone,MacBookのどれかを代わる代わる2〜3時間使った場合,帰宅時にはバッテリー残量は5〜10%弱でした。

もっと安価な中国製のモバイルルーターも入手出来ますが,デュアルスロットでSIMフリーの日本製モバイルルーターということを考えると,良い選択肢だと思います。
クレードル付き1〜1.5万あたりで購入出来れば,お得な選択になると思います。

2016年モデルのMR05LNは動作時間,速度が改良され,nanoSIMになっているので,余裕がある場合は05を選ぶのもありだと思います。

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