「Vision Pro」カテゴリーアーカイブ

Vision Pro 2と廉価版の仕様が少しだけ出てきました。

まあ、そういう感じだよね的な部分はあるし、今後変更される可能性も非常に高いですが。

Vision Proは革新的なものの、3500ドルと非常に高価であり、一般的なコンシューマーのほとんどは開発中とされる廉価版を待ちそうですが、今週のPower on(Bloomberg)では、その廉価版モデルについて。

その中では、

同社は社内で1,500ドルから2,500ドルの価格について議論している。今年初め、私がこの廉価版デバイスについて最初に報告したとき、アップルは低解像度のディスプレイと、MacのチップではなくiPhoneのプロセッサを使うことでコストを下げることを目指していると指摘した。また、EyeSight機能(ユーザーの目を表示する外部ディスプレイ)を削除し、外部カメラやセンサーの数を減らすようだ。

この辺りは想像の範囲内の仕様変更ですね。

そして、2000ドル(予想価格30万円)が廉価版というのも、なかなかではあります。(思うに、コンシューマー層は1000ドルあたりを期待するのかなと思いますが。)

なお、現在の廉価版開発チームには、技術的に難易度が高すぎると判断されたプロジェクト「スタンドアロン型ARメガネ」から移籍したスタッフもいます。

なので、ARメガネタイプは、まだまだ何年も先になりそうです。

そして、次のVision Pro 2について。

廉価モデルの開発に加え、アップルは本格的なVision Proの第2世代バージョンに取り組んでいる。そのヘッドセットは、すべてのベルとホイッスルを備えているが、より小型で軽量になり、より快適に装着できるようになる。同社はまた、度付きレンズを直接デバイスに統合し、デザインをシンプルにすることも検討している。

来年発売されるVision Proでは、光学部品メーカーであるツァイスのレンズインサートを使用するため、視力矯正が必要なユーザーは、このオプション価格も考えておかないといけません。

Vision Proの発売は来年の初め。

Appleが、この表現をするときには「4月末まで」のいずれかのタイミングということになることが通例です。

日本での発売は来年末?今は1ドル=150円なので、トータルで60万円+AppleCare+くらいは覚悟しておかないといけないかもです。




kuo氏によると、Apple Vision Proの廉価版が開発中止になったようです。

Vision Proは2024年発売、さらに安価なエントリーモデルも2025年には出るという話がありましたが、もしかしたらキャンセルされたかも、、、。

1)一部の部品サプライヤーの最大生産能力の見積もりに基づくと、2024年のVision Proの出荷台数はせいぜい40万~60万台で、100万台以上という市場予想を下回る。

2)アップルはVision Proの廉価版計画を中止した可能性がある(市場のコンセンサスでは2025年発売と予想されている)。アップルがヴィジョン・プロの価格を大幅に引き下げない限り、2025年からのヴィジョン・プロの出荷台数の大幅な伸びが期待できない可能性がある。

3)Vision Pro 2は遅くとも27年上半期までには量産に入る可能性があり、今後数年間はVision Proのハードウェアアップデートがない可能性を示唆している。

4)技術的な観点からは、ビジョン・プロは間違いなくユーザーに優れた体験を提供すると思う。しかし、問題は、なぜユーザーがこの製品を必要とするのかということだ。ビジョン・プロがiPhoneの次のスター製品になるには、市場の予想以上に時間がかかるかもしれない。

次のブレイクスルーになることが全世界で期待されている、AppleのVision Proですが、この見立てが正しければ、かなりトーンダウンした計画に見直されたようです。

廉価版の開発中止の理由はありませんが、想像するに、安いパーツを組み合わせてVision Proらしきものを作ったとしても、同じような体験は提供できないということもありそうな気がします。

あとヘッドセットなので、後頭部と目の周りで支えるという装着スタイルは変えようが無く、その不便さを上回る使い勝手が無いとなあ、、。

メガネのような形になるのは、まだまだ先というか、これまた難しいんじゃなかろうか、、。

Tim Cook CEO曰く「Vision Proを毎日使っている」「社内でも社外でも体験した人は皆圧倒されている」

Appleの決算発表については、「アップル、4〜6月の「iPhone」の売上高が市場予想を下回る|会社四季報オンライン」「アップルが3四半期連続減収、7~9月も不振続く見通し-株下落 – Bloomberg」あたりにあるように、iPhoneの売上高が減少して、サービスとウェラブルが補う形。もちろん、全部を補いきれてはいなくて、株価は急落。

で、その決算発表で面白かったのはTim Cook CEOが「毎日、Vision Proを使っている」と答えていたところ。


ビジョン・プロには大きな興奮がある。社内でも興奮している。報道関係者、アナリスト、開発者を問わず、デモを見た人は皆、圧倒されている。私たちは現在、開発者コミュニティーにユニットを出荷しており、彼らのアプリに取り掛かることができる。来年早々の出荷を楽しみにしている。これ以上嬉しいことはありません。私は毎日この製品を使っています。
via:>Apple Inc. (AAPL) Q3 2023 Earnings Call Transcript | Seeking Alpha

正確には決算発表の中のアナリストとの質疑応答の中の話です。

あと、ほとんどのiPhoneは現在、iPhoneアップグレードプログラム、下取り、または何かしらの分割払いプランを通じて購入されており、これが厳しい経済状況下でのアップルの成功の秘訣の一部であることも明らかにしてして、今後もこのような制度をもっと増やしたいと考えているとのこと。

なお、Tim Cook CEOは「iPhoneの買い替えサイクルはどうなっていますか?以前と同様ですか、長いですか、短いですか?」という質問に「アップグレードサイクルなどに関しては、リアルタイムで推測するのは非常に難しい」とだけ返していて、はぐらかしている様子。

9to5macなどは「クックがそのデータを持っていないとは考えられないし、もし何か良いニュースがあれば、そうしているはずだ。」とも。

それはその通りですね。

Appleにとっての良いニュースを言わない理由がないし。

ということで、アップグレードサイクルが長くなっているのは間違いなさそうに思います。




Vison Pro:日本での販売計画ですが、2025年になりそうな話が出ています。

Vision Proの日本での販売時期は未だ不明。Gurman氏によると発売は計画はしているものの、3番目のグループになっているようです。

今週のMark Gurman氏のPower Onでは、

スマートウォッチはいくつかの国で同時に発売されたが、ヘッドセットは年末まで国際発売されない。同社はカナダとイギリスを米国以外での最初の2カ国として検討しており、フランス、オーストラリア、韓国、日本、香港、中国本土への展開も計画している。

としていて、USでは2024年初頭に発売されますが、その次は2024年末にカナダとイギリスで発売の可能性があり、(Gurman氏の情報源が正しければ)日本はその次のグループということになります。

販売方法はオンライン中心ではなく、Apple StoreなどにVision Proコーナーを新設して、ヘッドセット、ライトシール、オプションの度付きレンズ、ヘッドストラップを一度に購入したいユーザーにも対応する方向のようです。

まあ、基本的に日本語や中国語への対応は時間がかかりそうなのと、各国のレギュレーションへの対応も時間がかかりそうです。あと、↑の小売店での展開の準備も考えると、日本では一年遅れの2025年前半あたり、、、?

このタイミングでも、かなり早いじゃないでしょうか、、。

Vision Proは、最近になって、生産数が40万台から50万台と、最初の見込みの1/10以下まで急速に減少しているという話もあるので、ワールドワイドに展開するのは価格を抑えた次のモデルということもあり得そうな気がしてきました。



Source:Power On


CASETiFY、Vision Pro用アクセサリーの開発を始めたようです。

来年発売のVision Pro。

注目している人は多いですが、ユーザーが簡単にカスタムデザインできるiPhone用ケースなどを提供しているCASETiFYもかなり気合入っているようです。

CASETiFYのWes Ng CEOは、Vision Proについて以下のようにコメント。

Casetifyは、特に製品デザインに関しては、創造性と個性の力を信じています。私たちのプラットフォームは、ユーザーにハイテクガジェットアクセサリーを完全にカスタマイズする機会を提供していますが、今回のApple Vision Proも同じく、たくさんのカスタマイズオプションを用意して、自分の個性やスタイルを忠実に反映したアクセサリーを作ることができルようになります。

Vision Pro用のアクセサリーをどうするのかは、すでにいろんなメーカーが考えているはずですが、CASETiFYの製品はWebページ上で、オリジナルデザインを作成して、オンリーワンのアイテムを作ることができるという意味で見逃せません。




Vision Pro:1.5mの範囲がシステムの境界線。ゾーンを出ると没入体験が停止します。

盛りだくさんの新機能とともに発表されたVision Proですが、速度制限の話とは別に、VRエリアを限定している仕様も明らかになりました。

以下は「Creating fully immersive experiences in your app | Apple Developer Documentation」より。

When you start a fully immersive experience, visionOS defines a system boundary that extends 1.5 meters from the initial position of the person’s head. If their head moves outside of that zone, the system automatically stops the immersive experience and turns on the external video again. This feature is an assistant to help prevent someone from colliding with objects.
完全没入型体験を開始する際、visionOSは人の頭の初期位置から1.5メートルの範囲にシステム境界を定義する。頭部がそのゾーンの外側に移動すると、システムは自動的に没入体験を停止し、外部ビデオを再びオンにする。この機能は、人が物体に衝突するのを防ぐための補助である。

これはVRを使っている時の不慮の事故を防止するためのもののようですが、VR技術者の中には、商業的・工業的な用途としては、残念な制限になるという声も出ています。

アップルはVRを1.5メートル以上動くと停止するように制限していることを知りました。つまり、アップルのVRはポテトチップス用ということだ。コーチゾーン以外では、リアルなボリューメトリック映像は不可能だ。卓球もできないし、小さな箱の外で動くようなこともできない。非常に残念だ。〜VRクリエイティブエージェンシーMimirの最高技術責任者であるハンス・カールソン氏

もちろん、この仕様は、まだ発売されていないVision Proのものであり、発売前に変更されたり、将来のOSで変更されたり、あるいは、次の製品で変化することも考えられます。

まあ、しばらくは、AppleのVRMR製品といえども”今までに体験したことのないホームシアター、デスクトップ環境”というところにとどまるように思います。

Vision Proは「まだまだこれから」「重すぎる」の声。発売時にはM3 Macも出ちゃう可能性大。

今週のBloomberg記者 Mark GurmanのPower onは、主にVision Proの現在のステイタスと今後のApple新製品予想。

一部のメディア、デベロッパー、金融アナリストを対象に行われた30分間のビジョン・プロのデモンストレーションでは、オペレーティング・システムの最も洗練された部分が披露されたものの、Vision Proの「ソフトウェアはまだまだこれから」というのが、このプロジェクトに詳しいアップル関係者のコメント。

その他の課題としては:

・空中でのタイピングや多くのユーザーインターフェイス要素はまだ出来上がっていない
・サードパーティ製アプリや3Dビデオコンテンツへの対応も今後の課題
・度付きレンズでどのように機能するか
・(数時間の使用で「重すぎる」という声も上がっていた)装着の改善
・カレンダー、マップ、ブック、メールなどの新バージョンはまだ完成していない

などもあります。

ただ、今まで正式に発表になったことで、今後はより多くの人々がヘッドセットをテストすることができるようになり、2024年初頭の発売に向けてバグフィクスや調整が行われます。

ただ、2024年の5月まで、どのタイミングで発売するのかはまだわかりません。

Macのデスクトップも最初は「1つだけ」らしいです

そして、今後のAppleの新製品ですが、まず9月のiPhone 15、Apple Watch Series 9の2モデルとUltraのアップデート版(時計のコードネームはN207、N208、N210)があります。

さらに年末から来年に発売されそうな製品には:

・M3 13インチMacBook Pro(コードネームJ504)。
・M3 ProおよびM3 Maxの14インチおよび16インチMacBook Pro(コードネーム:J514およびJ516)。
・現行モデルと同様に24インチスクリーンを搭載した新しいiMac(コードネームJ433およびJ434)。
・MacBook Airの新モデル(コードネームJ613とJ615)。
・有機ELスクリーンを搭載したiPad Pro(コードネームJ717とJ720)。
・現行のM1ベースモデルに代わる新しいiPad Air(コードネームJ507)。
・AirPodsの第3世代バージョン
・スマートディスプレイなどの新しいホーム機器
・スペックを向上させたApple TVセットトップボックスなど

などがあり、30インチを超えるスクリーンを搭載したiMacの初期開発も開始されたようです。

ということで、Vision ProにはM2が搭載されているわけですが、同じようなタイミングで(飛躍的に性能向上が見込まれている)M3搭載のMacも発売になるかもしれません。

新製品多すぎて、全部買うのは不可能だし、最近、さらに円安が進んでいるので、引き続き「どれを買う?」問題は続きそうです。

Vision Proとのワイヤレス通信を想定して、iPhone 15とiPhone 16ではWi-Fi, UWBがアップグレードの見込み

iPhone 15ではUWBの性能向上、iPhone 16ではWI-Fi 7搭載になるかも。

Appleは、Vision Proの競争力のあるエコシステムを構築するため、ハードウェアのスペックを積極的にアップグレードしていきます。

1. Vision Proにとってエコシステムは、他のAppleハードウェア製品との統合を含む重要な成功要因の1つであり、関連する主なハードウェア仕様はWi-FiとUWBです。

2.iPhone15では、UWBの仕様アップグレードが行われる可能性が高く、製造プロセスが16nmから、より高度な7nmに移行し、近接するInteractionの性能向上や消費電力の低減が可能になります。

3.iPhone16は、おそらくWi-Fi 7にアップグレードされ、同じローカルネットワーク上で動作するハードウェア製品のAppleの統合をより助長し、より良いエコシステム体験を提供することになります。

UWB(Ultra-Wideband)は超広帯域無線システムなので、iPhone 15シリーズではワイヤレス通信性能が向上。あと、製造プロセスの単位が小さくなるので、性能向上だけでなく、より省電力化が見込めます。

Wi-Fi 7はiPhone 16からとされていますが、Wi-Fi 7の策定年度(仕様確定)は2024年5月予定なので、来年9月のiPhone 16に間に合うかどうかは、ちょっと微妙な気もします。

ルーターとかはドラフトの段階から対応になることが多いけど、iPhone16もその流れで行くんだろうか、、。

性能としては、現在主流のWi-Fi 6(802.11ax)の最大通信速度9.6Gbpsのところ、Wi-Fi 7(802.11be)は46Gbpsというスピードになります。

単純に5倍くらい速い。

via:Wi-Fi 7 とは?

そもそも今のWi-Fi 6、その前のWi-Fi 5あたりからは、Wi-Fiで遅いなあという感じはなかったのですが、Vision Proとのワイヤレス接続を想定して、ワイヤレス通信ハードウェアの性能向上を目指しているんでしょうね。

なお、日本ではWi-Fi 6Eでも1年遅れになっていたので、下手するとWi-Fi 7もそうなる可能性ありそうだなあ。

ザッカーバーグCEO:Vision Proはコンピューティングの未来のビジョンかもしれないが、私が望むものではない

Vision Proについて、Meta社マーク・ザッカーバーグCEOは「私が望むものではない」と述べ、秋に詳細発表を予定しているMeta Quest 3に自信を深めている様子です。

The Vergeが伝えたところによると、これはMeta社員を対象にした全社会議でザッカーバーグCEOは、Appleのデバイスは(Meta社が)探求していないようなブレークスルー技術が採用されているわけではなく、Appleのプレゼンの内容は一人でソファに座っているものがほとんどで、Meta Questが目指している “人々が新しい方法で交流し、より身近に感じること “であること、”活動的であること、何かをすること “という方向性とは異なり、「(Vision Proは)コンピューティングの未来のビジョンかもしれないが、私が望むものではない」とコメント。

また、Metaの次期ヘッドセット「Quest 3」の価格は、Apple Vision Proの3,499ドル(日本円で約49万円)に対し、499ドル(日本では74,800円)と大幅に安い価格帯であり、Meta社の方がより多くのユーザー層にアプローチできるとしています。

Vision Proのプレゼンでは、人が近づくとVision proの中に表示されたり、外部の人に向けて装着者の顔を表示したりする機能も披露されていたので、ザッカーバーグCEOが言うような新しいコミュニケーション技術も内包していますよね。

とはいえ、3499ドルと499ドルはだいぶ価格価格帯が違うので、販売数=ユーザー数獲得はQuest 3の方が有利なことはその通りだと思います。

Quest 3詳細は9/27に発表されます。




Vision Pro:解像度は片側3800×3000。リフレッシュレートは90Hz。ProMotionは対応じゃ無いんですね

今の所はProMotion対応じゃ無いみたいです。

詳細スペックは、あまり明らかになっていなかった「Vision Pro」ですが、デベロッパー向けのセッションではリフレッシュレートが90Hzという数値が出ています。


アイディスプレイは、2つのmicro OLEDの1.4インチディスプレイで、4K解像度を超えた2300万画素。

また、DSCCによると、これは、およそ3400PPIに相当し、片目あたりおよそ3800×3000の解像度です。ちなみに、Bigscreen Beyondの解像度は片目あたり2560×2560。

これらはマーケティング資料でも明らかになっていたことですが、リフレッシュレートについては触れられておらず、iPhoneやiPadのProモデルに搭載されている、最大120HzのProMotionに対応しているのかどうかも不明でした。

現在、WWDCでは参加デベロッパー向けに、さまざまなセッションを提供していますが、その中の「Optimize app power and performance for spatial reality」の中でプレゼンターが「通常1秒間に90フレーム」であると述べていました。

Appleデバイスのリフレッシュレートは、iPhoneのスタンダードモデルでは60Hz、iPhone 14 Proや13 Pro、iPad Pro、MacBook Proなどは最大120HzのProMotion対応。

「Vision Pro」は考えられる限りの数々の新技術が内包されていますが、ディスプレイのリフレッシュレートは数値的にはProMotionを下回るものになりそうです。

すでに市販されているVRヘッドセットには144Hzの製品もあるので、スペック的には見劣りしますが、リフレッシュレート90Hzは、一般的にバーチャルリアリティ体験の推奨最低ラインとされていて、視覚上、リアルな動きとして脳が認識するのには十分な数値という話もあります。

また、Vision Proのmicro OLED 2300万画素ディスプレイ x 2は、他の製品にはない視覚体験になることから、トータルでのVR体験はVision Proが上回るかもしれません。

さらに言えば、まだ発売までには時間があるので、出荷時にはProMotion対応という可能性もあるかも。いや、その辺は、次の機種ということになるのかな、、、。




Vision Pro:Macとの接続は”見るだけ”でワイヤレス接続。プライベートでポータブルな4Kディスプレイとして使える。

Vision Proは、驚くようなエンターテインメント特性が高いスタンドアローンデバイスですが、iPhone、Macとの接続も気になるところです。

MacRumorsなどが伝えているApple発信の情報としては:

・Macとワイヤレスで連動するMac Virtual Display機能がある
・Macの各アプリを個別に表示して、配置可能
・接続は、Apple Visionヘッドセットを装着したまま、対応するMacを見るだけ

つまり、Vision ProとMacの組み合わせで、“空間のどこにでも配置できる”、”プライベートでポータブルな4Kディスプレイ”が使えると言うことになります。

また、入力デバイスはMagic KeyboardやMagic TrackpadといったMac用のアクセサリーを接続することができるので、新しい入力方法を覚える必要はなさそうです。

使い道が絞り込まれていないARMRデバイスということだけであれば、ちょっと躊躇する価格ですが、”プライベートでポータブルな4Kディスプレイ”として機能するのであれば、ちょっと評価も変わってきそうですね。

Vision Proは来年初めにUSで発売。

その後、2024年中に他の国でも発売されるようですが、個別の市場への出荷については明言されていません。

日本でも発売されると思いますが、まだ一年は余裕であります。

今からVision Pro貯金しますかねえ。あと、円安になりますように。

WWDC2023:出ました「Vision Pro」。興味深かったことと、今後のARVR市場について考えてみる

とうとうというか、ようやくというか、ついに発表されたApple初のMRデバイス。

製品名は「Reality Pro」ではなく、「Vision Pro」でした。


お?と思ったポイントとしては:

・UIインターフェイスがiOSなどと共通なので見やすい。
・デザインは思ったよりも悪くなく、プレミアム感はあり。
・EyeSightでユーザーの目を外部に向けて表示するとかナニソレ!
・アイコンを見るだけ、検索フィールドを見て、手を動かすだけでコントロール。
・普段、メガネを常用している人も裸眼で使えるような視力調整技術も搭載
M2 + リアルタイムセンサーに特化した新開発のR1チップ
・visionOS
Optic ID(ログイン、パスワード管理など)

など。

ディスプレイは凄そうだし、マルチディスプレイを自由に配置できる感覚なのだとしたら、とても便利そうです。

デジタル・クラウンはあまり好きじゃ無いけど、AirPods Maxのものよりは気にならなかったです。

残る懸案事項は、VR酔いはどの程度のものか、目が疲れる/意外に疲れない、とか、その辺は体験してみないとわかりません。

目新しい機能が満載で、予想以上に面白そうな「Vision Pro」。

一昨年2021年3月の段階では2022年のWWDCで発表が予想されていましたが、その一年後の2023年に発表、ということになりました。

そして、発売は2024年頭にUSで。他の国では来年中に発売。3499ドル。

おっと、3000ドル超えましたねー。

ということで、1ドル140円換算で約49万円になりまーす。

そして、Apple Care+は7〜8万ですかね?新しい技術ばかりだから、もっとする可能性もありそうです。

VRMRデバイス市場について言えば、Meta社、ソニー、などが先行していますが、市場規模や勢いは数年前に予想されていた未来とは異なり、まだ一般的とは言えません。

ソニーはPS VR2の2023年の生産計画を約20%削減。MetaのQuest Proの製品ライフサイクル出荷台数は30万台。中国最大のARVRヘッドセットブランド「Pico」の昨年の出荷数は予想を40%下回るという状況です。

そんな中、Apple初のMRデバイスは”最後の希望”になるとも期待されているわけですが、どうなるでしょう。

ハードウェアメーカーのAppleとしては、今回のアナウンスの反応で市場の需要を読んで、生産数を調整するということも考えているんだろうなと思います。

そして、ここから一年で、デベロッパーと共にARMRにしか無い機能を構築して、来年はエントリーモデル投入ということですかね。

今後のARMR市場動向を探る上で注視したいのは、9月27日のMeta Quest 3の詳細発表。

なにしろ、Quest 2よりも薄く、軽量になり、ディスプレイの解像度が向上して、RGBカメラと深度センサーも追加されて、日本での予価は74,800円。

Vision Proの1/5以下の価格ということもあり、もしかしたら、こっちに流れるんじゃ無いかという話もなきにしもあらずなのかなと思います。

WWDC2023:「Reality Pro」発表直前。量産のずれ込み情報あり。キーノートセッションはここから。

本日2時から「Reality Pro」が発表されるか、というタイミングで直前情報ですが、Kuo氏が量産のタイミングがずれ込むという見込みを伝えています。

1. AppleのAR/MRヘッドセットデバイスの量産開始時期が、4Q23後半から2024年前半になる見込みとなった(従来は3Q23から)。

2. 2023年の出荷台数は、市場コンセンサスを下回る可能性が高い。しかし、現在の投資家の焦点は出荷台数ではなく、新製品の発表によって、AppleのAR/MRヘッドセット装置が家電の次のスターであると人々に確信させることができるかどうかである。

ということで、やはり、初代機はデベロッパー向け、ごくごく一部のアーリーアダプター向けということになりそうです。

なんにせよ、デザインと機能を見てからだなあ。

あと約1時間後にスタートです。

視聴はWWDC2023ページから。

Apple初のVRMRデバイス「Reality Pro」の製造コストは約1500ドル。意外に安い?

すごい高いですが、これは当初の予想よりもコストが抑えられたことを意味しています。

XR Daily Newsが、AppleのVR/ARヘッドセットの製造コストの予想コストを1500ドルと試算。

これは中国のアナリストによる見立てで、以前予想されたコストよりも低くなっています。

6月5日に発売が予定されているApple VR/AR Headsetの部品表(BOM)などの中国からの多数のレポートをもとに割り出したもの。

Wellsenn XRのレポートによるパーツ別のコストは:

チップ:合計2個、120ドル~140ドル;
マイクロOLEDスクリーン:280-320ドル;
カメラ(14個搭載予定): 160ドル;
光学-機械レンズシステムとアセンブリ:70-80ドル;
バックミラー:13-15ドル;
瞳孔距離調整モジュール: 30-35 ドル;
3Dセンサー部分:80-90ドル
メタルミドルフレーム:95ドル;
アピアランスパーツ:15ドル~20ドル
外部バッテリーパック:22ドル~25ドル
マイクロフォン:21-22ドル、スピーカー:16-18ドル;
PCB+FPC: 40-45 ドル;
RAM+ROM記憶部: 40-45 ドル;
wifi、Bluetooth、PMICなどその他のチップセット合計:60-70ドル;
冷却モジュール合計 70ドル;
その他の補助付属品:30-40ドル;
組み立て:110-120ドル;

で、合計は約1,400ドル、送料を考えても1,600ドル以内に収まるとみられています。

このヘッドセットは、Apple Silicon M2チップ、12GBのRAM、512GBのSSDストレージ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3を搭載すると予想されます。

最も高価なコンポーネントはOLEDディスプレイで、1台あたり280〜320ドル。

14個のレンズを備えるカメラシステムも決して安くはなく、約160ドルです。

XR(拡張現実)デバイスの専門家であるブラッド・リンチ氏によると、Meta Quest Proの製造コストは、Appleのヘッドセットの半額であると指摘。

Metaのヘッドセットは1500ドルで発売されたものの、その後999ドルに値下げされました。つまり、現在はMeta社はそのヘッドセット1台あたり約250ドルを稼いでいることになります。

Minsheng Electronicsのレポートによると、Appleは今年後半に約40万~50万台のヘッドセットを製造される見込みであることを示唆しています。




Kuo氏:iPhoneは上位モデルがペリスコープ、シャープはCCM撤退、ARMR第二世代は2025年で10倍規模

本日のKuoさんはiPhone 16情報。

1)シャープはiPhone 16のCCMサプライチェーンから撤退する可能性が高い。LGイノテック、フォックスコン、コーウェルを含む既存のCCMサプライヤーは恩恵を受けることになる。

2)比較すると、カウエルはLGイノテックやフォックスコンよりも恩恵を受けることになるが、その理由は、(1)Luxshare-ICTがシャープのCCM事業の買収候補者であり、実現すればカウエルの受注が大幅に増加する、(2)カウエルの売上が比較的小さい、などである。

3)iPhone 16 Proのディスプレイサイズは、iPhone 14/15 Proの6.1インチより若干大きくなり、16 Proはより大きな内部スペースにより潜望鏡カメラを装備することができる。iPhone 16 Pro MaxとProにはペリスコープが搭載されると予想される(15シリーズではPro Maxのみ)。2024年のiPhone 16のペリスコープのCCMサプライヤーはコウェルとなる可能性が高い。

4)ペリスコープのCCM ASPは、iPhoneフロントAFのCCMの約6〜8倍であり、コウェルの大幅な収益増に貢献することになる。

5)第2世代のApple AR/MRヘッドセットは、2025年に量産される予定です。ハイエンドとローエンドの2種類が用意される予定だ。2025年の第2世代の出荷台数は、2023年の第1世代の約10倍になると予想されている。

6)カウエルは、第2世代のApple AR/MRヘッドセットのCCMサプライヤーの1つでもあり、主な受益者である。予想される供給比率は、少なくとも70~80%になる。

今年発売のiPhone 15シリーズで潜望鏡(ペリスコープ)レンズが採用されるのはPro Maxのみ)。

iPhone 16になると、Pro / Pro Max両方に搭載。

iPhone 16 Proは、6.1インチよりも大きくなる。

第2世代のApple AR/MRヘッドセットは2025年。となっているけど、Appleが新しい魅力を提示できるかどうか、にかかっていそうですよね。

大掛かりなゴーグルとバッテリーが外付けの時点で、実質的に据え置き確定。第二世代でメガネのようなウェラブルデバイスが実現するのも難しそう。どうなるんかなー。

AppleのARMRデバイス「Reality Pro」にはソニー製OLEDマイクロディスプレイなどが採用

次にMing-Chi Kuo氏によるAR/MRヘッドセットのマテリアルとサプライヤーへの影響について。


1)6月のWWDCで、アップルが待望のAR/MRヘッドセットを発表する可能性は高い。
この新デバイスの発表に向けて、アップルは十分な準備を整えていると思う。

2)アップルがWWDCでAR/MRヘッドセットを発表することは、サプライチェーンの株価にとって良い兆しになる。

3)アセンブリ(Luxshare-ICTの独占)とは別に、micro OLEDディスプレイ(ソニーの独占)、デュアルプロセッサ(TSMCの独占)、筐体(Everwin Precisionがメインサプライヤー)、12カメラモジュール(Cowellの独占)、外部電源(Goretekの独占)がこの新しいデバイスのマテリアルのトップ5である。

4)Cowellは、収益規模が最も小さいため、サプライヤーへの収益・利益貢献の面で最大の受益者となる。

5)AppleのAR/MRヘッドセットの発表が予想以上に良いものであれば、ヘッドセットデバイスは間もなく家電分野の最も重要な新しい投資トレンドとなるだろう。

サプライヤーとしては、AR/MRヘッドセットが次の家電カテゴリーになることを大きく期待している様子です。

マテリアルに名前が上がっているソニーのOLEDマイクロディスプレイは、ソニー独自の有機EL技術と半導体シリコン駆動技術を組み合わせて、一般的に数十〜数百μmの画素サイズを数μmオーダーまで小型化したもの。

via:ソニーグループポータル | R&D Activities | OLEDマイクロディスプレイ

高画質・高精細・小型・高速応答が特徴で、ARグラスやVR-HMD向けを想定した技術開発が続けられていました。

スマートフォン用のOLEDとは、完全に密度が違うディスプレイなんですね。

ちょっと興味そそられてきたかも。

来月発表される(であろう)「Reality Pro」なわけですが、まだまだ不透明な状況が多いという話が出てます。

Apple初のARMRデバイス「Reality Pro」は、かなりの確率で来月のWWDCでの発表になると予想されているわけですが、WSJは「まだ変更の可能性あり」と伝えています。

これまでのリーク情報、サプライヤー筋からの情報では、最新テクノロジーをふんだんに使って、3000ドル程度、外観はスキーのゴーグルのようなデザイン、外部バッテリーパック仕様、2時間くらいの使用時間などが出ていました。

WSJの記事では、この「Reality Pro」は「ゴーグル内のスクリーンを通して仮想世界を体験」すると同時に「外向きカメラのおかげで周囲の物理世界を見る」ことができるようになると改めて説明しています。

「Reality Pro」はWWDCで発表予定ですが、WSJは、大量生産は12月まで開始されず、”ほとんどのユーザーが利用できるようになるのは早くても秋以降 “としています。

また、量産がまだ数ヶ月も先であるにもかかわらず、WSJの情報筋によると、Apple社内やサプライチェーンの人々は、さらなる遅れを心配しているそうです。

アップルの従業員やサプライヤーの中には、ヘッドセットと新しいソフトウェアとの統合、生産、より広範な市場という課題を考えると、展開が遅れる可能性があるのではないかと疑問を抱いている人もいると、製品の開発に詳しい人たちは述べています。Appleはまだスケジュールを変更する可能性があります。

ハードルの高さがわかっているヘッドセットの暫定的な市場導入は、製品が完全な形で世に送り出されるアップルの通常の道とは対照的である。予想される3,000ドルという価格は多くの消費者にとって手の届かないものであり、同社はすでに生産上の問題を予想している。

WWDCでは「Reality Pro」のお披露目と同時に”新しいヘッドセット用のソフトウェアの開発に専念する “開発者向けの幅広いセッションが計画されているとのこと。

このタイミングで思うのですが、普通のコンシューマーとしては「Reality Pro」は何に使えるのか?というのがはっきりしないと購入には至らないですよねえ。この辺は、予定価格3000ドルが仮に1000ドルになったとしても同じ。

将来的にはメガネ型ディスプレイでiPhoneの代わりになる(そうしたい)、という話だけど、そこまで軽量化、小型化、コストダウンがバランスよく整うかどうかは見通せないわけで、将来、そうなった時に考えればいい話ともいえます。

ということで、WWDCでの発表はそこそこ楽しみだけど、年末に買う?と聞かれたら、「わかんないです」というのが正直なところじゃなかろうか。




低調のAR/VRヘッドセット市場。「Reality Pro」は最後の希望になるかもしれない

思ったよりも売れないAR/VRヘッドセット。

Appleの「Reality Pro」は、AR/VRヘッドセットデバイスの「最後の希望」になるかも、、。

Ming-Chi Kuo氏が、最近のVR製品の生産動向をレポート。

ソニーは、PS VR2の2023年の生産計画を約20%削減した。
MetaのQuest Proの製品ライフサイクル出荷台数は30万台程度にとどまる。
Pico(中国最大のAR/VRヘッドセットブランド)の2022年の出荷台数は、予想より40%以上少なかった。
結論から言うと:
AR/VRヘッドセットが、当面、家電の次のスター製品になり得ることを示唆する証拠は、今のところ不十分である。
Appleの発表イベントは、AR/MRヘッドセットデバイスがコンシューマーエレクトロニクスの次のスター製品になる可能性があると投資家に納得させるための最後の希望となりそうです。
現在の市場コンセンサスは、今後数年間におけるAR/VRヘッドセットデバイスの主要部品サプライヤーへの貢献度、特に光学関連を過大評価する可能性があります。

先行して発売しているPS VR2も、Quest Proも、Picoも事前の販売予想が下回っていることは間違い無いですね。

ただ、コンシューマー層の多くは、Appleが肝入りで開発しているヘッドセットに期待を寄せていて、AR/VRヘッドセットを買うかどうか/どのメーカーのデバイスを買うか、というのは、Appleのヘッドセットが出揃ってから判断しようと考えている可能性も小さくなさそうです。

6月のWWDCでの発表でインパクトがあるかどうか。キラーコンテンツがあればいいんだけどなあ。

WWDC23は6/6開催。いよいよ、「Reality Pro」が出るかも

M3 Macも出ちゃったりして?

Appleが、「WWDC23 – Apple Developer」をアナウンス。

日本時間では6/6から。

初日には基調講演やState of the Unionのビデオ上映、Appleの一部のチームを紹介し、Apple Design Awards授賞式が開催されます。

WWDCは、デベロッパー向けに今後のmacOS,iOS,iPadOS,WatchOS,tvOSなどのテクノロジーを紹介するイベントですが、昨年はM2搭載のMacBook Air、MacBook Pro 13インチが発表されました。

Appleの最近の戦略には、Mac製品も毎年アップデートしたい、という方向になっているという話も出てきているので、もしかしたら、M3搭載Macも発表されちゃうかもしれません。

そして、Mac製品よりも確実視されているのは、Apple初のMRヘッドセット「Reality Pro」。

ネーミングについても推測の域を出ていませんが、周辺情報や申請情報を考え合わせると「Reality Pro」という名前で登場し、2023年時点では、とても高価なハードウェアを内包して、2時間しか持たないバッテリーで3000ドルで販売されるとみられています。

デザインについては、Gurman氏などは「一部の人は拒否反応を示すデザイン」としていて、おそらく、大きなヘッドセットになるのではと思っています。

大ぶりなヘッドセットでもAppleのはカックイイね!というデザインを期待しているのですが、どうなりますか、、、。

先週、「Reality Pro(仮)」の幹部向けプレビューイベントが行われました

今週のPower on by Mark Gurmanでは、先週、「Reality Pro(仮)」のスタッフ向けのプレビューイベントが行われたことを伝えています。

今回のプレビューイベントは、Appleのトップ100幹部を対象に行われたもので、Steve Jobs Theaterで行われました。

ご存知のようにSteve Jobs Theaterは、カリフォルニア州クパチーノのApple本社内にあり、新製品の発表が行われることでよく知られています。

今回のプレビューイベントは、これまでのプレビューイベントと異なり、約100名の幹部が対象になり、Steve Jobs Theaterで行われたこともあって、このMR新製品の一般公開/発表が迫っていることを示しているとのこと。

このMR新製品については、Apple幹部スタッフも最初の製品から大ヒットになるとは考えておらず、Apple Watchのように数年かけて、改良を重ね、機能と方向性を絞り込んでいくことを認識しているようです。

複合現実(拡張現実と仮想現実を融合させたカテゴリー)は、まだ始まったばかりの分野であり、アップルが以前試みた新しいビーチヘッドの確立よりもはるかにリスクが高いのです。Mac、iPod、iPhone、Apple Watch、iPadでは、Appleは本質的に、人々が慣れ親しんでいる製品の改良版を作っていた。しかし、今回のヘッドセットでは、なぜそのような製品を持ちたいのか、消費者に説明しなければならない。

さらに、このデバイスは約3,000ドルから始まり、明確なキラーアプリを持たず、数時間ごとに交換する必要がある外部バッテリーを必要とし、一部のテスターが快適ではないと判断したデザインを使用することになります。また、メディアコンテンツも限定された状態で発売されることになりそうです。

今年発売される予定の第一世代「Reality Pro」または「Reality One」には、非常にコストの高いパーツで構成されるため、この製品での利益はほとんど見込めないとみられます。

Appleは、価格が半分の1,500ドルほどのバージョンと、さらに高性能な後継モデルを準備していて、これらは2年以内に発売予定。

ということで、やはり、一般的なユーザーは次の廉価モデル(これがReality Oneなのではないかと)以降に購入というのが良さそうです。

トッププロガジェッターの方には、ぜひ第一世代モデルから導入していただければと思います。