ラピダスがApple、Google、Meta、Amazon、Microsoftと交渉を開始とのこと
日本の半導体スタートアップ企業のラピダスが、AIチップの主要サプライヤーとして、Apple、Google、Meta、Amazon、Microsoftと交渉を開始したという話が出ています。
Rapidus株式会社の半導体開発製造拠点 IIM(イーム)
ラピダスは、2027年までに2nmチップの量産契約を締結することを目指しています。
ラピダスは、日本政府が支援し、ソニー、トヨタ、ソフトバンクなどが投資を行い、2022年に設立。半導体開発製造拠点 IIM(イーム)は北海道に構築され、2025年4月にはパイロットラインを稼働し、2027年に量産を開始予定。
エネルギー効率の高いAIチップを開発するために、Esperanto Technologiesとも提携しています。
業界技術としては、TSMCが2025年に2nmチップを発売する予定のため、依然としてリーダーの地位は安定的ですが、各国のテック企業は地政学的な影響を低下させるために安定した多様な供給オプションを模索しているとのこと。
今回の話ではAIサーバー用のチップとなっているので、iPhoneやMacのチップということではなさそうですが、これがうまく進めば、もしかするかもしれませんね。