iPhone 14の増産計画を断念したようですが、日本の販売は変わらないように見えます(今のところ)
Bloomberg記事「米アップル、新型iPhoneの増産計画を断念-販売出だし振るわず」。
中国市場では前年比で11%減少。
断念っていうとiPhone 14売れてないの?っていう印象が強くなるけど、当初計画の下半期9000万台という製造数を削減したわけじゃなくて、需要があれば最大600万台増産しようか、という計画があったけど、これを行わないということですよね。
先週9/21には、「iPhone 14の生産ラインをPro / Pro Maxにシフトする動きが出ている」ということがあって、今回の記事とは逆の動きになっているようにも見えるのですが、iPhone 14シリーズのモデル別の販売数が「スタンダードモデルが減少してProにシフトしている」と考えると理屈に合いそうです。
iPhone 14シリーズが販売される前から、Appleの戦略的に高価格帯のProモデルと新機能を搭載しないスタンダードモデルの差別化を行って、収益を伸ばすことを目指すだろうという話が出ていたので、トータルで減産という話が出なければ、とりあえずはAppleの思惑通りという見方でいいのかなと思います。
日本での状況を見てみると、BCNランキングでは、以下のようになっていました。
なんだか、いつものiPhone発売後のランキングらしく、新機種がどどっとランキングを占めている感じ。
円安、価格改定値上げもなんのその。
残価設定を使う人が増えてきているのかも。もし、需要が低いとすると、数週後の販売数で出てくる可能性もありますね。どうなるか。