OLEDスマートフォン、2022年の売り上げトップはiPhone 14 Pro Max。2025年にはiPhone全モデルLTPOに。
2022年のOLEDスマートフォンの売上は、iPhone 14 Pro Max、iPhone 13、iPhone 13 Pro Maxがトップ3という調査結果が出ています。
ディスプレイ・サプライチェーンからの情報を元に市場動向を伝えているDSCCの調査結果(2022年第四四半期)の中で、2022年のOLEDスマートフォンの出荷台数のトップはiPhone 13、ついでiPhone 14 Pro Max、Xiaomi Redmi Note 10/11/11sと伝えています。
2022年のスマートフォンの売上ということで見てみると、一位はiPhone 14 Pro Max(11%)、2位がiPhone 13、ついでiPhone 13 Pro Maxで、これを含むトップ10の機種は、2022年のスマートフォン収益の58%を占めています。
iPhone 14 Pro Maxが首位になっているのは、販売価格が高いためと思われます。
DSCCのRoss Young氏は、今後数年のOLEDパネルの動向を予想。
iPhoneは2025年に全てのディスプレイパネルがLTPOになり、スタンダードモデルでも120Hz、つまり、ProMotion対応になるとしています。
Apple to go all LTPO in 2025, even base models to get 120Hz refresh, finally. https://t.co/n0ivg08pde pic.twitter.com/dL5H03SyON
— Ross Young (@DSCCRoss) April 3, 2023
2025年はiPhone 17ということになります。
また、現段階でDSCCが考えているiPhoneのロードマップは以下のようになっています。
このロードマップはディスプレイパーツから想定されたロードマップなので、カメラレンズやCPU、バッテリー、ポート仕様などは考慮されていません。
Proモデルに搭載される新機能が、その次の年のiPhoneのスタンダードモデルに採用されるという流れは、これまでの経緯からも間違いなさそうですが、実際に搭載されるかどうかは、その年のパーツコスト、市場ニーズなども影響してきますので、あくまでも参考ということになります。
例えば、滑らか表示のProMotion機能が欲しい場合には、2025年9月までは、Proモデルを選ぶしかなさそうという判断には使えるかと思います。